
1998年に、中澤裕子、飯田圭織、安倍なつみら5人でメジャーデビューを果たし、現在に至るまでメンバーの加入や卒業を繰り返しながら活躍を続けているモーニング娘。
モーニング娘。のオリジナルメンバーとしてデビューし、3年3ヶ月もの間リーダーを務めていた中澤裕子は、2014年より夫の仕事の都合と子供の育児のため、福岡に居住を移すことを発表。以来、福岡を拠点に活動している。現在は、9歳の娘と6歳の息子を持つ2児の母で、2020年5月に始めたInstagramや、自身のブログなどでは、日々の子育てや家族の微笑ましい様子などを発信している。
中澤と同じくグループを創成期から支えた飯田圭織もまた、8歳の息子と4歳の娘を育てる2児の母だ。自身のInstagramでは、子供たちのために手作りしているお弁当を「#かおりの弁当」というハッシュタグと共に公開しており、彩り豊かなおかずや保温機能のある弁当箱を活用した麺メニューなど、工夫を凝らした内容で反響を呼んでいる。また、2期メンバーの保田圭も、4歳の息子を持つ1児の母。現在は、ラジオにレギュラー出演するなど、芸能活動を続けている。
そして、2000年に4期メンバーとして加入した辻希美は、2007年に結婚と出産を経験し、現在は娘1人、息子3人の4児の母として育児に奮闘しながら、テレビ番組やイベントへの出演も行っている。
さらに、6期メンバーの藤本美貴も、現在は9歳の長男、6歳の長女、2歳の次女の3人を育てる母だ。辻と同じくテレビやイベントなどで活躍しているほか、YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ』では、ファミリー系動画や著名人とのコラボ動画などを投稿。また、過去のSNSの投稿では、買い物が面倒なため“ある物だけ”で作った食事や、油切りのバットに乗った揚げ物をそのまま食卓に出している様子を公開するなど、飾らない一面も見せている。芸能人でありながら“親近感”を感じられることも、藤本が支持を集める理由の1つのようだ。
かつて国民的アイドルグループの一員として、歌やダンスなどでファンを楽しませてきたモーニング娘。のOGたち。アイドルを卒業してからは、結婚や出産を通し、等身大の女性としての生活を見せながらも、仕事にも邁進している。そのパワフルな姿に、さまざまな人が勇気や元気をもらっているのではないだろうか。