新内眞衣・山崎怜奈ら、2022年に乃木坂46を卒業したメンバーの功績と現在【前編】

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2月に新しく11人の5期生が加入した一方で、グループを初期から支えてきた数々のメンバーが卒業もしくは卒業発表し、2022年は着実に“世代交代”が進んだ印象のある乃木坂46。11月には、中心メンバーとしてグループを背負ってきた齋藤飛鳥が卒業を発表し大きな話題を呼んだ。

本記事では、今年卒業・卒業を発表した7人のメンバーをピックアップして、これまでの活動を振り返ってみたい。



まず、2月に9年在籍したグループを卒業した新内眞衣は、『乃木坂46のオールナイトニッポン』のメインパーソナリティとして活躍し、独自のキャリアを築いてきたが、卒業後はセント・フォースに所属し、『爆問×伯山の刺さルール!』(テレビ朝日系)に出演するなど、タレントとして存在感を発揮。現在はニッポン放送のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』『SDGs MAGAZINE』に出演しており、在籍時代に培ったトーク力を存分に活かしている。かつて、自身にとってラジオは“命綱であり、唯一の居場所だった”と語っていた新内だが、今後もラジオを起点とした活躍を見せてくれそうだ。



また、星野みなみは2月に開催された卒業セレモニーをもってグループを卒業。2018年4月に1st写真集『いたずら』(白夜書房)を発売した星野だが、ポルトガルを撮影地に彼女の「可愛さ」が詰まった同作は累計発行部数が9.4万部を突破するなど、人気を博したメンバーのひとりだった。

そんな星野について、キャプテンの秋元真夏は、自身のラジオ番組にて、“1番助けてもらったのがみなみ”とコメントした上で、「海外のお仕事があった時とかもずっと一緒にいてくれたり、不安な時も『真夏こっちおいで』って言って話しかけてくれたりとか。誰にも壁を作らなくて」と明かしていたことがあり、彼女の仲間思いな一面はメンバーの支えになっていたようだ。



さらに、4月にグループから卒業した北野日奈子は、在籍中に1st写真集『空気の色』(幻冬舎)、2nd写真集『希望の方角』(白夜書房)という2冊を発売したほか、「Zipper」専属モデルを務めていたこともあり、多方面に渡って活躍してきた。5月にはamに所属することを発表し、新たなスタートを切った北野は、10月に公式YouTubeチャンネルを開設。同チャンネルでは、元乃木坂46メンバーの渡辺みり愛とのコラボや“NGなし”質問回答企画など、バラエティ豊かな動画を投稿しており、登録者数は10万人を突破(2022年12月26日時点)するなど、人気チャンネルとなっている。現在放送中のドラマ『警視庁考察一課』(テレビ東京系)にも出演しており、女優としての活躍にも期待したいところだ。



そして、7月にグループを卒業した山崎怜奈は、在籍時から『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM)のパーソナリティを務めているほか、2021年2月には初の書籍『歴史のじかん』を発売するなど、“歴史好き”としても個性を発揮。さらに、エッセイ「山崎怜奈の『言葉のおすそわけ』」も現在連載中で、知性の光る活動が印象的だ。卒業後も『今村翔吾×山崎怜奈の言って聞かせて』(ABCラジオ)や『ザキオカ×スクランブル』(CBCラジオ)と、複数のラジオでレギュラーを務めている。山崎は過去に自身のInstagramの投稿で「誰に言われるでもなく聴いていて、夢中になれて、好きなのに、時々苦しくなって、でも結局また好きになる。それが今も昔も変わらない、ラジオと私の距離感です」と語っていたが、ラジオへの熱い思いは卒業した現在も変わっていないようだ。