米国を国賓待遇で4月に訪問することになっている岸田文雄総理が滞在中の4月11日、米国両院合同会議で演説する。首脳会談は10日に行う。


 米国両院合同会議での演説について、林芳正官房長官は5日の記者会見で「国際社会が様々な課題に直面する今こそ、日米の固い結束が重要」と語り「今回の公式訪問は米国両院合同会議での演説を含め、日米両国の関係を一層緊密にするため、強固な日米同盟を世界に示すうえで大変有意義なものになる」と強調した。


 林官房長官は今年1月26日にバイデン大統領から招待を受け、米国政府と調整した結果、岸田総理は諸般の事情が許せば、国賓待遇で米国を公式に訪問し、4月10日にワシントンD.C.にてバイデン大統領との日米首脳会談を行うとともに、公式晩さん会等に出席すると発表していた。国賓待遇での米国への公式訪問は2015年の安倍晋三総理以来となる。(編集担当:森高龍二)