現職閣僚の高市早苗経済安全保障担当大臣が21日、A級戦犯を合祀する靖国神社の春季例大祭の初日に参拝した。


高市大臣は2006年の安倍内閣で沖縄北方担当大臣に就いていた折にも閣僚では唯一、終戦記念日に参拝するなど周辺国との関係に配慮を欠く行動をとっていた。

その姿勢は今も変わっていない。


 一方、岸田文雄総理は参拝を控え、「真榊」を内閣総理大臣として奉納。「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の議員ら約90人は靖国神社を参拝した。


 こうした動きに韓国政府は外交部報道官論評で「日本の過去の侵略戦争を美化し、戦争犯罪者を合祀した靖国神社に、日本の責任あるリーダーらが供え物をしたり、参拝したりを繰り返した」と遺憾の意を表明。「歴史を直視し、過去の歴史に対する謙虚な省察と真の反省を行動で示すことを促す」と求めた。(編集担当:森高龍二)