“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか”を描く、オリジナル恋愛番組のシリーズ10作目となる新作ドラマ『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』(以下、『ドラ恋』/ABEMA)の第9話が8日(日)に放送された。

【写真】立石晴香&髙橋大翔が寄り添う、ほか番組カット【13点】

本作は、若手俳優が毎話キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける。
今シーズンはシリーズ史上初の海外、アメリカ・ニューヨークでの全編ロケで放送される。

今シーズンの出演者には、『烈車戦隊トッキュウジャー』で戦隊ヒロインに選ばれ、数々のドラマや映画、バラエティ番組に出演する小島梨里杏、映画『ブレイブ-群青戦記-』やドラマ『オールドルーキー』など話題作への出演が続く福山翔大、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などドラマ・映画・舞台に出演し、幅広いジャンルの役を演じる柾木玲弥、そして全日本国民的美少女コンテスト・グランプリを受賞し芸能界デビュー後、映画『瞽女GOZE』にて第30回日本映画批評家大賞・新人女優賞を受賞し、高い演技力で数々の作品で主演経験を持つ吉本実憂など、さらに活躍が期待されている若手俳優8名が勢ぞろい。

第9話で、ショートムービーの撮影で息の合ったやり取りを見せた髙橋大翔と立石晴香のペアは、見事初主演をつかむ。今回のドラマは、Charaの楽曲『A.O.U』の楽曲から着想を得て書き下ろされた。デリバリー配達員の男性(髙橋)が、配達先で出会った女性(立石)と恋に落ちる“偶然の出会い”から始まるラブストーリーだ。ドラマ撮影中、2人はふざけあってツッコミを入れるなど仲睦まじい様子を見せる。


しかし、恋人と住む家に閉じこもっている立石を夜のニューヨークの街に連れ出すシーンになると、立石はどことなく悩んでいるような、浮かない表情に。その理由について聞かれると、立石は「好きだなとか素敵だなって思う瞬間から、胸が痛くなる。さっきすごい(セリフが刺さって)痛かった」と告白。実は過去に、大切な人に酷く騙されたという辛い恋愛経験があり、恋に臆病になっていることを打ち明ける。

立石の話を聞き、髙橋はいつもと変わらない優しい態度と、適度なコミュニケーションで立石のことをリードしながら撮影を進めていく。自転車で2人乗りをする撮影で怖がっている立石には「大丈夫、信じて。
俺をつかんでたら絶対落ちないから」とフォローする。キスシーン直前には「言ってたじゃん、『本当の気持ちになっちゃうと蓋しちゃう』みたいなさ。今だけはそれをやめて、全力で楽しみにいくっていう。最後、最高の思い出に」と話しかけ、優しくて甘いキスシーンに臨んだ。

撮影後、立石はインタビューで「楽しかったです。恋をする可能性も感じたし、ちょっと前に進めた自分が嬉しいです」と笑顔に。
さらに「人のことをちゃんと好きになりたいなと思えた自分と会えたことが嬉しいです」と、恋心に動きが見られた。視聴者からは、「素敵な子だな」「前向きになれてよかった」などのコメントが寄せられた。

また2015年にドラマで共演して以来、プライベートでも仲が良い吉本実憂と小島梨里杏は空き時間で2人きりで食べ歩きをしたり、ショッピングをしたりとニューヨークの街に出かける。その後、レストランのテラス席で一息つくと、2人は本音トークを炸裂。「今私たちがやるべきことは、ペアを組んだ人と向き合うこと、みたいに思ってた」と、『ドラ恋』の現場は特殊な環境であることからお互いを頼らずにいたことを明かす。「だから安易に(相談は)できなかったよね」と2人は涙ながらに語り合った。


そして恋愛の話になると、小島が「最後のドラマでペアの相手を選べるとしたら誰を指名するか」と吉本に聞く。吉本は「しょうだいかな」と第4話でキスシーンを演じた福山翔大の名前を挙げる。続けて「(演技を)語り合えるのがすごく嬉しい。私が一歩先を常に行っていてほしいんだよ、好きな人には」と福山に気持ちが向いていることを明かし、「確実に”役者仲間”は超えたかな」と友達以上であると宣言。

一方で、ドラマの第1話でキスシーンを演じて以来、柾木玲弥とお互いに気持ちがあることを伝えあってきた小島は、最後のペアに柾木を指名したいと明かし、「一緒にいたいし、『幸せにしたい』って思う」と本音を漏らす。

すると吉本は「これ言っていいのかな?」と話し始め、「リリィが相手に対して、何かをしてあげたい、って思ったときって恋なんですよ。
それがもうあなたの本心なので」と話す。小島も「本物(の気持ち)なんだよね」と納得している様子を見せた。小島の柾木への愛を感じたスタジオMC陣は、「本当に好きなんだ…」と驚きを隠せず、視聴者からも「ガチすぎる」「究極の愛だな」といったコメントが寄せられた。

次回、15日(日)夜10時より放送の第10話では早くも最終告白が行われ、『ドラ恋』史上初、成立したペアのみが最後のドラマオーディションに挑める。

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