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綾子が次に出会ったのは、モジャモジャ頭の男・小池だった。綾子は小池とカフェで話をしながら、「BMIが25未満」「デート中に歯が取れない」「詐欺師じゃない」などの条件をクリアしているか確認する。そして綾子が条件その7「ペットボトルの口を全部くわえて飲まない」をどのように確認するか躊躇していると、幽霊の山田クソ男(八木勇征)がペットボトルを小池に渡し、「先輩、これ一口飲んでもらっていいですか?」と伝える。
すると小池は「いいけど」と答え、ペットボトルの水を飲んだ。なんと小池には山田の姿が見えているのである。というのも小池は山田の学生時代の先輩であり、事前に「良い人紹介しましょうか?」と話していたのだった。小池は年商5000億の大企業の御曹司で、綾子との交際を前向きに考えていた。
後日デートに向かい、綾子は未発表の原稿を小池に見せる。原稿を見て「すごい。やっぱり面白いです」と褒める小池。その後2人はイルタン焼きを食べたり、水族館に行ったりしてデートを楽しむ。道を歩きながら綾子は「逆に私に求める条件とかってあります?」と小池に聞く。
2人は橋の下に行き、小池が綾子に真剣に話をしている途中で「その必要はないわ」という女性の声が聞こえる。そこに現れたのは小池の母親・サツキ(萬田久子)で、なんとデート中ずっと近くで監視していたのだ。最初の顔合わせの時も近くにいたというサツキは、「本当に貴司と結婚する気おありなの?」と綾子に聞く。そして「ふさわしい人間になっていただく必要があります」と伝えるのであった。
結婚して仕事を辞めるか悩む綾子は、後日小池とサツキと3人で浅草の花やしきに向かう。花やしきで遊んだ後、高級レストランで食事をする3人。サツキは「一応あなたの小説、読ませていただきました。私はあまり面白いと思わなかったわ。文学とは呼べない。
すると綾子は「これでいいわけねぇだろ!私は自分で幸せを掴みたいんです。だから仕事は辞めません!」と怒りを爆発させる。続けて小池に「自分の人生なんだから、自分に正直に、もっと自分を大切にした方がいいと思います」と伝え、その場を去った。
今回の放送では、綾子が小池との婚活に励む様子が描かれた。小池は性格が良く、大企業の御曹司という好条件の男だったが、面倒な母親の存在によってうまくいかなかった。近年は、結婚して何かを我慢するくらいなら独身の方がいいと考える人が増えているように見受けられる。実際、昔よりも一人で人生を楽しめる時代になっているのは間違いないだろう。
結婚しなくても幸せな時代だからこそ無理に結婚せず、一緒にいるとより幸せになれる人と出会えた場合は結婚するというスタンスが良いのかもしれない。果たして綾子は、一緒にいて心から幸せだと思える相手と出会うことができるのか。
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