HKT48の新チームHが4月23日、福岡、博多のHKT48劇場で「青春ガールズ」の初日公演を行なった。  2月の「AKB48グループ 大組閣祭り」で新体制となった「チームH」の記念すべき初のステージ。
「青春ガールズ」公演は2006年7月よりAKB48 チームKが初のオリジナル公演としてAKB48劇場で初披露し、その後、AKB48 チームBの1st公演、NMB48 チームNの2nd公演、NMB48の研究生公演、さらに今年3月からはJKT48 チームKIIIの2nd公演でも行なわれている。  そんな中、メンバーたちはまず1曲目の『青春ガールズ』から3曲をパフォーマンス。冒頭のMCでは、各メンバーが自己紹介とともに今日の意気込みを一人ずつアピールした。  この日の公演では出演メンバーが事前に告知されておらず、当日の発表となっていた。ここでチームHキャプテン穴井千尋が「初日ということで、20名全員で青春ガールズ公演を行ないます」と明かすと、会場は大盛り上がり。  田島芽瑠は、「正規メンバーとしてステージに立つのが初めてで」と昇格の嬉しさを噛みしめれば、指原莉乃は「“青春”はとっくの昔に終わっているんですが、“なこみく”と同世代の気持ちで」と意気込み、他のメンバーからツッコまれる場面も。  兒玉遥は気合が入りすぎたのか、「青春ガールズ」を「しぇいしゅんがーるず」と噛んでしまい、さっそく滑舌の悪さを披露して会場の笑いを誘った。  その後、ユニット曲に移り、『Blue rose』や『禁じられた2人』などを披露。メンバーが動物の着ぐるみで登場する『雨の動物園』後のMCでは、ゾウに扮した12歳の矢吹奈子に「カワイイー!」との歓声が。指原も、矢吹のカワイさに「可愛すぎて、どこに感情ぶつけていいかわかんない」と目を細めた。  これに対して、“HKT48のボス”こと田中菜津美は、「9割(の人)が奈子しか見てない!」と憤りのコメント。指原を除いて最年長の坂口理子(19)が「私が出てきた時、スゴい目で見られた」とボヤくと、すかさず田中が「浮いているよね。
歳の差を感じるよね」と冷たく返して会場を笑わせた。  また、ドラフト生の山本茉央はこの日が正式な劇場公演デビューとなった。そんな山本にはさっそく、HKT48ならではの洗礼が。指原から「ものまねする?」と急に振られると、「初日だからスベッたら怖い」と言いつつも、メンバーのモノマネを果敢に披露した。  アンコールでは、特別にセットリストに組み込まれた『HKT48』なども披露。キャプテンの穴井は最後に、「チームH、20名。団結してステキなチームを作っていきたいです!」と目標を掲げ、温かい拍手が会場を包む中、新チームHによる初日公演の幕を閉じた。 【新チームH 初日公演 出演メンバー】 秋吉優花、穴井千尋、井上由莉耶、宇井真白、上野遥、梅本泉、岡本尚子、神志那結衣、兒玉遥、駒田京伽、坂口理子、指原莉乃、田島芽瑠、田中菜津美、田中美久松岡菜摘、矢吹奈子、山田麻莉奈、山本茉央、若田部遥
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