2026年4月発売のカシオ腕時計から、G-SHOCKの新製品を実機写真とともに紹介する。今回は、新フルメタルオリジン「GMW-BZ5000」シリーズのスペシャルモデル「GMW-BZ5000RC-1JR」をはじめ、カシオが得意とするユニークな着眼点とCMF(Color/Material/Finish)で魅せる新製品の数々が揃った。

新耐衝撃構造の核心をレインボーIPが主張する「GMW-BZ5000RC」

カシオが40年以上に渡って蓄積してきた膨大な耐衝撃のデータをAIが学習。そのAIと人との共創によって導き出された構造および外装設計を採用した、新たなフルメタルオリジンが「GMW-BZ5000」だ。そして、その思想と技術をさらに研ぎ澄ましたモデル「GMW-BZ5000RC」が登場する(ニュース記事)。

金属製のセンターケースに、ブランドの継続的な発展と未来への進化を象徴するグラデーションのレインボーIPを採用。ベースとなる金色のIP加工を施し、その上にレインボーのグラデーションIPを重ねることで、奥行きのある色彩表現と、高い完成度を実現した。レインボーIPの色合いはひとつとして同じものはなく、一点ずつ異なるという。

さらに、ガラス面にもレインボーカラーを蒸着、フロントビスにはゴールドIPを使用するなど、多彩な仕上げも存在感を放つ。それはケースサイドの科学的な造形と相まって、構造そのものが持つ美しさであり、この時計の価値となっている。

MIP(Memory in Pixel)液晶、タフソーラー駆動、マルチバンド6対応電波時計、Bluetoothと専用アプリ「CASIO WATCHES」によるスマートフォン連携機能など、機能と性能は「GMW-BZ5000」と同様。価格は121,000円で、特別仕様のパッケージが付属。「山形カシオ」での製造となる。
シルバーとブラックが疾る「GMC-B2100ADS-1AJF」

「GA-2100」をモチーフにしたフルメタルクロノグラフ、「GMC-B2100」シリーズからは「GMC-B2100ADS-1AJF」が登場(ニュース記事)。


ステンレススチール製ベゼルは、鍛造・切削・研磨により立体的に成形。トップベゼルには円周状のヘアライン仕上げ、斜面にはミラー研磨。そしてダイヤルのシルバー蒸着とブラックのコントラストが、上質さとスピード感をまとう。

ベゼルとケースの間にファインレジン製の緩衝材を配置し、耐衝撃性と精緻な外装を両立。また、バンドピースにはディンプル加工を施し、初代G-SHOCKの樹脂バンドの意匠を継承した。

機能面では、Bluetoothと専用アプリによるスマートフォン連携機能を搭載。正確な時刻情報を取得する。タフソーラー駆動や高輝度LEDライト(スーパーイルミネーター)など、実用的な機能も装備。カシオの高級モデルを生産するマザーファクトリー「山形カシオ」で生産される。価格は107,800円。
黒×緑のインパクト「BLACK AND ELECTRO GREEN」シリーズ

ベゼルとバンド、ダイヤルにブラック、液晶部分にはエレクトログリーンのカラー印刷を施した「BLACK AND ELECTRO GREEN」シリーズが登場(ニュース記事)。

「GD-010BEG-1JF」(14,850円)、「GA-100BEG-1AJF」(18,700円)、「GA-700BEG-1AJF」(18,700円)、「GA-B2100BEG-1AJF」(24,750円)、「GA-B010BEG-1AJF」(27,500円)の計5モデルをラインナップする。


ライト点灯時にデジタル表示の文字部分が発光、暗所での視認性を確保する。その他の機能と性能は、各モデルのベースモデルと同様だが、「GD-010BEG-1JF」と「GA-B010BEG-1AJF」のケース・ベゼル・バンドおよび「GA-B2100BEG-1AJF」のベゼル・バンドの主な樹脂パーツには、再生可能な有機素材を使用したバイオマス・プラスチックを採用している。

ブラックとグリーンの精悍なカラーリングに、展示会場では「スパイが使う道具みたい」という声も聞かれた。

偏光カラーのガラス風防が爽やかな「GM-S2110SR」「GMA-P2100SR」の両シリーズ

メタルの八角形フォルムが印象的な「GM-S2110」シリーズと、コンパクトなサイズと爽やかなルックスが特徴の「GMA-P2100」シリーズから、夏の光のきらめきをテーマにした「GM-S2110SR」シリーズ(各30,250円)、「GMA-P2100SR」シリーズ(19,800円)が登場。

まぶしい夏の陽光をガラス風防の偏光カラーで表現。光が反射する角度で色味が移ろい、腕元の傾きによって異なる表情が表れる。メタルベゼルやスケルトンの質感とカラー風防のコンビネーションは、ミニマルで洗練された美しさだ。なお、ガラスに特殊な蒸着を施しているため、色調はモデルによって個体差があるという。時計を見る角度によって、ダイヤルが見えにくい場合もあるようだ。

なお、「GM-S2110SR」シリーズのメタルはTIC(チタンカーバイド)処理されており、より傷が付きにくくなっている。また、ケース、バンドの主な樹脂パーツにはバイオマスプラスチックが使用されている。

両シリーズともに機能はベーシックながら、海外旅行に便利なワールドタイムや暗所での時刻視認性を高めるスーパーイルミネーターなど、実用的な機能を搭載する。
腕の細い方でも着けやすいサイズなので、装着感も快適。普段使いはもちろん、ファッションシーンでも幅広く活躍するだろう。

すべて駆動は電池式で、電池寿命は約3年。その他の機能や性能は各ベースモデルと同様だ。
「赤提灯」×「G-SHOCK」。日本の文化がまさかのコラボレーション!「DW-5600AKA」「DW-6900AKA」

日本の酒場文化を象徴する「赤提灯」をデザインのモチーフにした「DW-5600AKA-4JR」「DW-6900AKA-4JR」が登場(ニュース記事)。

提灯の赤をベースカラーに、ベゼルからバンドに至るまで、G-SHOCKが追求する「耐衝撃」を江戸文字風の書体でレイアウト。その大きさは液晶窓を貫く迫力だ。

なお、ボタンと遊環は黒。これは提灯の親骨や持ち手の色だ。また、時計全体に提灯の輪骨をイメージしたと思われるスリットのモールドが入っているなど、赤提灯の特徴を意匠として盛り込んだ。

さらに、裏蓋には提灯のイラストを刻印しているほか、パッケージも暗闇に浮かび上がる赤提灯を大胆にあしらっている。


機能や性能は各ベースモデルと同様。駆動は電池式で、電池寿命は約5年。価格は、両モデルとも22,000円。
循環型社会への多面的なアプローチ「GW-BX5600CBG-2JR」

さらにもうひとつ、環境問題をテーマに掲げたモデル「GW-BX5600CBG-2JR」が登場する(ニュース記事)。

海洋汚染の要因として問題視されている廃棄状態の漁網を加工し、水面をイメージしたクロスバンドに再利用。ダークネイビーのベゼルやフェイスもまた、海や海洋生物を思わせる。製品の特性上、製品ごとおよび部品ごとに個体差があるとのこと。

また、ケース、ベゼルの主な樹脂パーツにはバイオマスプラスチックを使用。原料に再生可能な有機資源を使用し、環境負荷低減への貢献が期待される。

ベースモデルには、廃棄電池を出さず、環境に優しいタフソーラーモデル「GW-BX5600」を選択。カシオが継続して取り組んでいる、多面的なアプローチで時計から循環型社会を考える文脈の一本だ。

マルチバンド6対応電波時計に加え、視認性に優れたMIP液晶やBluetoothによるスマートフォン連携、などを搭載する。
その他の機能や性能はベースモデル同様。価格は35,200円。
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