チェルシー(イングランド1部)が、バーンリー(同1部)に所属するイングランド代表GKジェームズ・トラッフォード(21)の獲得に興味を持っているようだ。

 マンチェスター・シティ下部組織出身のトラッフォードは、イングランドの複数クラブで経験を積んで昨夏にバーンリーへ完全移籍。
197cmの体躯を生かしたシュートストップを武器に今季はプレミアリーグ28試合でゴールマウスを守った。

 イギリス『サン』によれば、今夏にドイツで開催されるユーロ2024のイングランド代表候補にも選出されたトラッフォードをチェルシーは長期的に守護神としてプレー可能な選手だとみなしている模様。チェルシーは将来のスター選手と契約したいと考えており、トラッフォードに移籍金2000万ポンド(約39億7000万円)を用意しているようだ。

 また、トラッフォードにはニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)も目を光らせているが、現時点ではチェルシーがポールポジションに立っているようだ。その一方でバーンリーは1500万ポンド(約29億8000万円)で獲得した同選手の売却に関して利益が出れば、受け入れるようだ。

 なお、今季限りでマウリシオ・ポチェッティーノ監督が退任するころから来季の指揮官が不明となっているチェルシーは、昨夏に獲得したスペイン代表GKロベルト・サンチェスが公式戦21試合、セルビア代表GKジョルジェ・ペトロビッチが31試合と守護神を固定できなかった。