*18:19JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は反発、ファナックとダイキンの2銘柄で約50円分押し上げ
15日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり207銘柄、値下がり16銘柄、変わらず2銘柄となった。

日経平均は反発。
14日の米国市場でNYダウは大幅に3日続伸し、556ドル高となった。新型コロナウイルスワクチン開発への期待とともに、大規模な経済・金融支援策が長期にわたって維持されるとの期待が高まった。取引終了後にはモデルナの開発する新型コロナワクチンが治験で良好な結果を示したことが伝わり、本日の日経平均は230円高からスタートすると上げ幅を広げる展開となった。中国株安を受けて後場の寄り付きで上げ幅を縮めたが、その後22965.56円(前日比378.55円高)まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前日比358.49円高の22945.50円となった。終値としては6月10日以来、およそ1カ月ぶりの高値水準となる。
東証1部の売買高は12億4571万株、売買代金は2兆2092億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、鉱業、鉄鋼、機械、不動産業、卸売業が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の86%、対して値下がり銘柄は12%となった。


値上がり寄与トップはファナックとなり1銘柄で日経平均を30円押し上げた。前日発表された中国の6月貿易統計が買い材料視された。同2位はダイキンとなり、中外製薬、信越化、ファーストリテ、リクルートHD、東エレクなどがつづいた。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは新型電気自動車(EV)を発表した日産自となり、7.25%高となった。

一方、値下がり寄与トップはエーザイとなり1銘柄で日経平均を約6円押し下げた。同2位はアドバンテスとなり、協和キリン、オリンパス、セイコーエプソンなどがつづいた。


*15:00現在

日経平均株価  22945.50(+358.49)

値上がり銘柄数 207(寄与度+369.71)
値下がり銘柄数  16(寄与度-11.22)
変わらず銘柄数  2

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファナック 21070 845 +30.44
ダイキン 19165 535 +19.27
中外薬 5424 130 +14.05
信越化 13280 385 +13.87
ファーストリテ 59730 370 +13.33
リクルートHD 3747 118 +12.75
東エレク 29185 340 +12.25
ソフトバンクG 6497 54 +11.67
ファミマ 2397 81 +11.67
KDDI 3344 39 +8.43
エムスリー 4955 95 +8.21
ソニー 8126 186 +6.70
テルモ 4006 46 +6.63
ホンダ 2845.5 87 +6.27
京セラ 5901 87 +6.27
アステラス薬 1759.5 34.5 +6.21
日産化学 5780 170 +6.12
オムロン 7380 170 +6.12
セコム 9490 166 +5.98
花王 8614 162 +5.84

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
エーザイ 8461 -154 -5.55
アドバンテ 6790 -30 -2.16
協和キリン 2698 -36 -1.30
オリンパス 2013.5 -4.5 -0.65
エプソン 1243 -6 -0.43
東海カ 984 -7 -0.25
SOMPOHD 3749 -23 -0.21
ニチレイ 3095 -10 -0.18
東ガス 2597.5 -14 -0.10
日本ハム 4345 -5 -0.09
大ガス 2128 -12 -0.09
MS&AD 2902 -7.5 -0.08
野村HD 496.3 -1.8 -0.06
デンカ 2629 -5 -0.04
ソニーFH 2597 -3 -0.02
新生銀 1300 -3 -0.01


《CN》