バンタム マクベス タイニーは、バス釣り用に開発された全長わずか39ミリのクランクベイトです。
超小型だからこそ、余計なプレッシャーをかけずに、バスにアプローチできますよ。
2021年には追加カラーも登場、ますます使いやすく進化しています。
ここでは、バンタム マクベス タイニーについて詳しくご紹介しましょう。
バンタム マクベス タイニーとは
バンタム マクベス タイニーとは、シマノからリリースされているバス釣り用超小型クランクベイトのことです。
サイズはなんと、全長39ミリで自重はたったの5グラムしかありません。
小粒で軽ければ、キャストの際の着水音をきっちり抑えられますよね。
バスが警戒心を高めて逃げてしまうことを減らし、バイトチャンスが拡大するのは間違いないでしょう。
「でも5グラムは、軽過ぎるんじゃないの?」
いえいえ、そんなことはありません。
実際に使ってみたのですが、スピニングタックルならロングキャストか可能ですし、流行りのベイトフィネスタックルでもじゅうぶん対応できます。
アキュラシー精度の高いピンポイントキャストを繰り出したい場合は、ベイトフィネスリールの活用をおすすめします。
バンタム マクベス タイニーの細部について見てみましょう。
まずは、リップ形状から。
シルエットの四角い、スクエアリップを採用しています。
アクションにキレが生まれますし、カバーやストラクチャーに接触したとき、上方向に跳ね上げられようとしますよ。
この初動により、ベリーフックもリアフックも、上方に持ち上げられます。
引っ掛かり・根掛かりの確率が下がりますから、積極的にリップでタッチできるのが嬉しいですね。
バンタム マクベス タイニーにはオーズウエイトを内蔵!
このクランクベイトの内部ウエイトに注目してください。
オーズウエイトと命名されたこのウエイトは、固定重心タイプになります。
しかもベリーフックアイとくっ付いた状態なので、ウエイト自体のボリュームが抑えられ、より低い位置に配置することが可能になっています。
低重心であればあるほど、ルアーアクションにキレが生まれますから、フラッシング効果や水押し効果が期待できるでしょう。
しかもボディ内部の空気室の体積が増えることにもつながるので、浮力を高めアクションに反映させていますよ。
障害物回避能力もアップし、積極的な攻めを展開できますよね。
2021年に追加されるカラーは2種類!
バンタム マクベス タイニーに2021年追加されるカラー、2種類です。
●011キョウリンBCカラー
●012キョウリンRGカラー
チャートベース系とアカキン系ですから、集魚効果が高くバイトチャンスを増やせるでしょう。
シマノ独自の狂鱗ホログラムカラーは、小魚の体表を意識したウロコ模様。
フィッシュイーターがバイトトリガーとして認識する、目玉と同じぐらい強いインパクトを与える要素になります。
ウォブリングアクションの中に見える狂鱗ホログラムカラーが、タフコンディションのバスを魅了してくれるシーン、早く見てみたいですね。
バンタム マクベス タイニーのデモンストレーション動画はこちら
バンタム マクベス タイニーをキャストして操るのにおすすめのタックルをピックアップ!
バンタム マクベス タイニーをキャスト&リトリーブするのに、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
ロッドは、よく曲がり込む柔らかめのもののほうが、軽やかに飛距離を伸ばせます。
ピンポイントに正確に投入したいなら、ベイトフィネスロッドのほうが便利ですね。
スピニンクタックルよりも太いラインを使えることも、大きなメリットといえるでしょう。

シマノ(SHIMANO) バスロッド バンタム ベイト バーサタイル 1ピース 166L+-BFS ベイトフィネス 小型プラグ ノーシンカーワーム
シマノのバンタムシリーズ・ベイトフィネスロッドです。
全長1.98メートルで1ピース仕様、自重は107グラムと軽めに作られています。
適合ルアーウエイトは4グラムから12グラムまでなので、バンタム マクベス タイニーをきっちりキャストすることができますよ。
ワームの軽量リグやスモラバを操る目的で企画されたものではなく、ハードプラグを線で操るのに適しています。
ファーストテーパーなブランクスデザインも、シェイキングよりただ巻きアプローチに向いていますよ。
実際に手にしてみると、Lパワーのダルな感じはなく、ピンとした張りが伴なっています。
ルアーをぶら下げると、沈み込むように曲がり込み、キャストの際はその反発でゆるゆると放物線を描くことができます。
これにより、バックラッシュトラブルを防げますし、次のキャスト動作へ入りやすくもなります。
実売価格は3万円台と、ハイスペックに見合った価格帯に設定されています。
ステップアップを目指している人や、小型軽量ルアーを確実にキャストしたい人におすすめですね。
バンタムシリーズのロッド全体に統一されているのは、価格相応のスペックが搭載されているということ。
扱いやすく魚からの情報をとらえやすいのも、大きな強みといえるでしょう。
飽きの来ないコスメも、人気の秘密かもしれませんね。

シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 17 カルカッタコンクエスト BFS HG 右ハンドル バス釣り 軽量シャッド 渓流ベイトフィネス
シマノのベイトフィネスリール・カルカッタコンクエストBFSです。
軽量なルアーをキャストするのに、とても精度の高いアプローチを体感することができますよ。
ギア比6.8対1で、ハンドル1巻き68センチのラインを回収することが可能です。
自重200グラムは、カルカッタコンクエストシリーズの中で最軽量。
スプールサイズは、直径32ミリで幅21ミリになっています。
ラインキャパは、8ポンドラインを45メートル巻くことができますよ。
専用のフレーキシステム・FTBは、遠心ブレーキではなくマグネットブレーキを採用。
スプールの内側から磁力で制動をかける仕組みなので、ブレーキ全体のウエイトを極力抑えることに成功しています。
これが安定した飛距離の伸びを生み出しているのでしょう。
実際に手にしてみると、軽やかで滑らかな巻き心地は、まさにカルカッタコンクエストの質感そのもの。
それが高い感度を発生させ、小さな変化でも手元で感じ取れるようになっています。
実売価格は4万円台と、高めの価格帯に設定。
高い使用感を得たいと考えている人なら、このベイトリールを検討してみてはいかがでしょうか。

JACKALL(ジャッカル) フロロカーボンライン レッドスプール 100m 2号 8lb
ジャッカルから発売中のフロロカーボンラインです。
比重が高いので、狙った層までルアーを潜らせることを的確におこなえますよ。
擦れ・根ズレにも強いですから、カバーやストラクチャー周りを積極的に攻めることができます。
強度があり透明感を持たせているので、バスに気づかれにくいのも強みといえそうですね。
実際にスプールに巻いてみると、硬さはあるものの、張りがクセを付けて扱いにくいという印象はなく、リグのウエイトでピンと張り詰める感じがいいですね。
ハードプラグからの引っ張りにも、しっかりと伸びて張り詰めるので、感度よく情報を集めることが可能です。
結び目にも強度があり、破断を恐れずに果敢に攻めることができます。
実売価格は千円台と、とてもコスパ優秀な価格設定になっています。
釣り場での巻き替えのために、予備を複数個持ち込んでおきたいですね。
ベイトフィネスによるアプローチなら、8ポンドをメインにして、カバーの濃さが増せば10ポンド・12ポンドと強度を上げていけるようにしておきたいものです。
太くなると巻き量か減ることを常に念頭に置いて、巻き替え作業をおこなうようにしてください。
スピニングリールのように、ドラグによるスムーズなライン放出は期待できませんから、クラッチを切ってラインを出す方法も習得しておくと、大型魚を掛けたときにバラさずに済むでしょう。
バンタム マクベス タイニー追加カラーの発売日はいつ?
バンタム マクベス タイニー追加カラーの気になる発売日は、2021年の5月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、1,450円です。
標準で付いているトレブルフックのサイズが、8番になっていることにも注目です。
ボディに対しては結構大き目なのに、前後で絡み合うことがないように設置されていますよ。
トラブルのないキャストを繰り返せますし、フッキングの効率を上げる工夫ともいえるでしょう。
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