アジングやメバリング、カマスやメッキゲームなどのライトソルトウォーターゲームが、盛んにおこなわれています。
ワームリグ主体のアプローチが多い中で、2021年シマノから一石を投じるハードプラグの登場です。
その名は、ライズショットDIライト35S。
どんなスペックに仕上げられているのか、詳しくチェックしてみましょう。
加えてライズショットDIライト35Sを操作するのに適している、おすすめタックルもご紹介します。
ライズショットDIライト35Sとは
ライズショットDIライト35Sとは、2021年にシマノからリリースされる、ライトソルトウォーターゲーム用のハードプラグのことです。
全長は35mmで、ウエイトは1.4gです。
フォルムは、小魚のイメージでデザインされていて、胸びれと尾ひれのところからそれぞれフックが伸びています。
胸びれ部分には、2対のアシストフックが装着されています。
とてもコンパクトなサイズの、7番アシストフックが選ばれています。
アジなどの口の小さな魚でも、スムーズに中に吸い込まれやすく、確実なフッキングにつながるでしょう。
2対なので、どちらかのフックポイントが、魚の口を貫通すればよいことになります。
ショートバイト対策になりますし、バラシ軽減にもつながるでしょう。
アシストフックといえば、ジギングで用いるメタルジグに装着するケースが多いのですが、そこで得たノウハウを、このルアーにも活かしているわけです。
どうしてもバラしてしまうアングラーの悩みを、2対のアシストフックが明快に解決してくれるはずです。
アシストフックを口の奥深くに飲み込ませる感じで、遅いフッキングのほうが貫通率は上がるでしょう。
それから尾ひれ部分には、とても小さなトレブルフックが標準で装備されています。
番手は14番ですから、エリアトラウトゲームなどで用いるほどの、小さなサイズになっています。
これならライズショットDIライト35Sの後ろを追従してきた魚が、真っ先に口の中に吸い込むことができるでしょう。
トレブルフックは、ひとつのゲイブがとても小さいので、しっかり掛かると外れにくいのですが、バレやすさも伴なっているのが特徴です。
慌ててロッドを立てずに、ゆっくりとブランクスを曲げながら、ラインテンションを維持するようにしましょう。
ただし、相手がカマスのような歯の鋭い魚の場合だと、カンタンにラインブレイクされる可能性も出てきます。
釣り当日に選んだ釣り場に、どのような魚が定着しているか、事前に調べる必要があります。
ライズショットDIライト35S
ライズショットDIライト35Sの使い方をチェックしてみましょう。
キャストして着水させると、スローシンキングなのでゆっくりと沈んでいきます。
その状態からロッドを斜め前方に突き出して、リールハンドルを回します。
ただ巻きリトリーブを続ければ、ライズショットDIライト35Sは、同じ層=レンジをキープし続けてくれます。
レンジをキープし続け、i字クションするものに対して、アジやメバルなどは好反応を見せるときがあります。
ショートバイトになりがちなので、遅くフッキングすることを心がけましょう。
またロッドワークを加えることにより、ダートアクションを繰り出すことも可能です。
計12種類のカラーバリエーションから選択可能!
ライズショットDIライト35Sには、合計12種類のカラーバリエーションが用意されています。
どれも水中でよく映えるものばかりなので、魚に見つけてもらいやすいでしょう。
●クリアキャンディカラー
●クリアシルバーカラー
●ビューティーイワシカラー
●チャートイカカラー
●クリアレッドアミカラー
●クリアクリスタルカラー
●チャートグローカラー
●クリアチャートカラー
●オキアミグローカラー
●シラスカラー
●クリアイカカラー
●クリアオレンジカラー
グロー系もラインナップされていますから、夜釣りの際のルアーローテーションに活用してみましょう。
ライズショットDIライト35Sの水中アクションシーンを収めた動画はこちら
ライズショットDIライト35Sをキャストして操るのにおすすめのタックルを選んでみた!
それではライズショットDIライト35Sをキャスト&リトリーブしながら魚を誘うのに適した、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
まずは、ロッドから取り上げます。
アジングやメバリングで活用できるものなら、ロングキャストして広範囲を探ることができるはずです。
魚からのアタリも取りやすいですし、的確なフッキング動作にもつながるでしょう。

シマノ(SHIMANO) ロックフィッシュロッド 20 ソアレ TT アジング S610L-S
シマノからリリースされている、ソアレTTシリーズのスピニングロッドです。
全長は2.08mなので、ロングキャストして広範囲の魚を誘うのに適しています。
継数は、2本です。
仕舞寸法は、106.5cmですから、携行性が高くてあちこちのポイントへ持ち込みやすいでしょう。
自重は、64gと軽めです。
先径は、0.8mmなので細目で柔軟に曲がります。
適合するルアーウェイトは、0.5gから12gまでです。
適合するPEラインは、0.1号から0.6号までです。
モノフィラメントラインなら、1.5lbから4lbまでを扱えます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.9%になっています。
実際に手に取ってみると、とてもシャープで軽く、振り抜けの良さを体感できます。
曲がり込んでからの復元が早めなので、ブレて扱いにくい印象はありません。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ライトソルトウォーターゲーム全般に使えるロッドを探しているなら、丁度いいバランスに仕上がったモデルといえるでしょう。
グリップ周りも細身なので、握りやすくて支えやすいのも嬉しいです。
リールシートには、シマノオリジナルのブリッジライクシートが採用されています。

シマノ(SHIMANO) 21 アルテグラ C2000S
2021年に新発売された、シマノのアルテグラシリーズです。
番手は2000番なので、ライトラインをじゅうぶん巻いた状態でアプローチすることが可能です。
ギア比は、5.1対1ですから、ハンドル1回転につき69cmのラインを巻き取ることができます。
ウエイトは、185gと軽めです。
最大ドラグ力は、3kgです。
搭載スプールの直径は43mmで、ストロークは13.5mmです。
ラインキャパは、PEラインなら、0.6号を150m巻けます。
モノフィラメントラインなら、4lbを100m巻けるので、ロングキャストを繰り出せるでしょう。
ボールベアリング数は、5個です。
実際にフィールドで使ってみると、上位モデルとほぼ遜色のない巻き心地が備わっている印象です。
ハンドル周りもガッチリしていて、剛性感は高めです。
ローターの回転は滑らかで、ライトラインをしっかりと巻き取ってくれます。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ラインローラーにゴミなどが付着したままで放置すると、トラブルの原因になります。
帰宅後は、真水で丁寧に洗って拭き取り、よく乾燥しておくことをおすすめします。
ライズショットDIライト35Sの気になる発売日はいつ?
ライズショットDIライト35Sの気になる発売日は、2021年の12月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、1,300円です。
海の水温が下がってくると、メバリングゲームが盛んになります。
ライズショットDIライト35Sをフィールドへ持ち込んで、数多くのメバルを釣り上げましょう。
足場の高い防波堤などで夜釣りする際には、足元を照らす携行用のLEDライトを持参してください。
周囲に立っているアングラーの位置も、常に確認しておきたいものです。
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