レビュー
人手不足や定年の延長から、60歳を過ぎても企業に残る人が増えている。しかし、「60代になっても働き続けることのリアル」については、意外に情報が出回っていない。
パーソル総合研究所が持つ豊富な調査結果やデータを基にした論考は、非常に説得力がある。そこからは、かつてのイメージとは一線を画す、現代のミドル・シニア像が見えてくる。
本書の想定読者は、主に次の三者である。
まず、60代の会社員である。60歳あるいは65歳の定年以降も働き続けている人にとって、知りたい情報が満載だ。次に、50代の会社員だ。その人たちにとって、ここで書かれている「60代社員のリアル」はすぐに現実のものとなるからだ。
最後は、企業経営者や人事担当者である。著者は、現在の60代社員が一律に「半・現役」扱いされることに違和感を抱いている。そして、経験や能力などを考慮した上で、個別に評価・判断することを提案する。会社の人材マネジメント再構築のためにも、一読してほしい。
70代定年制も議論される中、「60代になっても働き続ける」ことが当たり前になるのは間違いない。本書を読み、人生100年時代の働き方について考えてみてはいかがだろうか。
本書の要点
・「ずっと正社員だった人」は、60代になっても働き続けている。就労理由で最も多いのは「生計の維持」である。
・「60歳定年」の企業の8割は、60歳時点で処遇の見直しを行っている。その多くは「3割減」である。
・60代社員をうまく活用できていない企業は、ステレオタイプな人材観に縛られている。それは、「定年を過ぎた『半・現役』であり、現役社員とは異なる」というものである。
・人生後半となる60代は、「お金」「時間」「やりがい」という3つの軸で、仕事に対する考え方を整理したい。
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