中身とパッケージのリニューアル対象品はSAP(粉タイプ)140g、ワンドリップコーヒー8P・16P、ワンドリップコーヒーコク深め8Pの4品。
インスタントコーヒー瓶45gはパッケージのみリニューアルした。
同日には新商品として「おいしいカフェインレスコーヒー コーヒーバッグ 水淹れアイスコーヒー」も発売開始された。
リニューアルで品質に磨きをかけるとともに話題を発信して需要を喚起していく。
リニューアルポイントについて、取材に応じた田中大滋マーケティング本部嗜好品マーケティング部部長は「コクをより引き出すため、『じっくり焙煎』をさらに進化させた」と語る。
カフェインレスコーヒーは香りや味のもとになる成分が減少してしまう傾向があるが、「おいしいカフェインレスコーヒー」では通常の焙煎方法よりも焙煎工程の後半における時間やトータルでの焙煎時間を長くする「じっくり焙煎」を2023年から導入して、コーヒー本来の甘さやコクが補われ本格的なおいしさを実現している。
今回のリニューアルでは、「焙煎プロファイル」を見直し、従来よりもさらに時間をかけて丁寧にローストし、豆の芯までじっくりと火を通すことで、甘みやコクを引き出した。
パッケージも、メインブレンドの味わいのコク感を向上させたことを表現し、ベースカラーのオレンジを若干濃くするなどして刷新した。
話題発信としては、リニューアル発売に先立ち、一般向け試飲体験イベント「さようなら先入観カフェ by UCC」を2月 28日と3月1日の2日間、東京・ZeroBase表参道(東京都港区)で開催した。
カフェインレスコーヒーに対する「おいしくない」「妊産婦が飲むもの」といった先入観をなくすとともに、「おいしいカフェインレスコーヒー」の認知拡大と自分事化を狙った。
カフェインレスコーヒー市場は近年、拡大を続けている。
財務省「貿易統計」をもとに全日本コーヒー協会が再集計した統計によると、2025年のカフェインレスコーヒーの輸入量は史上最多を記録した。
背景には、夜のリラックスタイムを充実させたいといった目的に加えて健康意識の高まりや自身の生活リズムに合わせてコーヒーを楽しみたいというニーズの高まりがある。
20代を中心とした若年層では、体調や集中したいタイミングに応じてカフェイン摂取量を調整する「カフェインコントロール」という新しい飲用スタイルも広がりつつある。
「おいしいカフェインレスコーヒー」は2025年、市場と同様に底堅く推移したという。
「睡眠を健康課題とされる方にも飲まれている。常時飲まれるまでには至っておらず、通常のコーヒーとの併飲で、まだまだ飲んでいただける機会はあると考えており、新しい飲み方を提案して、コーヒー全体の飲用杯数もアップさせていきたい」と述べる。
ソース

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