発覚を免れるためだったのか。


 京都府南丹市で市立園部小の安達結希くん(11)の遺体を遺棄したとして、16日、義理の父親で会社員の安達優季容疑者(37)が逮捕された事件。


 優季容疑者は結希くんの消息が途絶えた先月23日から市内の山中で遺体が発見された今月13日まで、遺体を複数回、車で移動させ、隠していたとみられる。優季容疑者は調べに対し、結希くんの殺害についても認める供述をしているという。


 京都市出身の優季容疑者は地元の公立高を卒業後、南丹市の隣の京丹波町にある照明器具の製造会社に就職。工場で知り合った年上の女性と20代後半で結婚した。一方、母親は専門学校卒業後、東京で美容師として働いていた時に結婚。結希くんを出産したが、結婚生活は長く続かず、離婚を機に結希くんを連れて故郷の南丹市に戻った。


「彼女は6年ほど前、優季が勤務する工場に入社し、そこで2人は出会った。優季は奥さんと子どもがいながら、彼女と付き合い始め、社内でもすぐに噂が立った。彼女は社内のレクリエーションに結希くんを連れてくることもあり、優季は結希くんと一緒に楽しそうに遊んでいました」(工場関係者)



バツイチ同士の職場結婚

 その後、優季容疑者は妻と離婚。昨年12月、結希くんの母親とバツイチ同士で再婚し、結希くんと養子縁組して養父となり、安達家に婿入りした。


「安達家は代々続く農家で、周囲に広い田畑を所有しています。130坪ほどの土地に建つ古い民家に、親子3人とおばあちゃん、ひいおばあちゃん、と5人で暮らし、別棟に住むお母さんの兄夫婦とお子さんらを含め、10人くらいが同じ敷地で生活していた。

お兄さんが跡継ぎで不動産を相続したそうです。とっても仲のいいご家族で、親類全員で結希くんのことをかわいがっていました。特におばあちゃんにとっては初孫だったので、溺愛していた。結希くんもおばあちゃん子でした。お婿さんが来るまで、一家は平和に暮らしていた」(地元関係者)


 優季容疑者は結希くんが「行方不明」になった事件当日、車で小学校近くの駐車場まで送り届け、午前8時ごろに降ろしたと説明。府警は同日朝まで結希くんが生存していたことを確認しているが、優季容疑者が学校まで結希くんを同乗させていたかについては、明らかにしていない。それまでに2人の間で何があったのか。


「結希くんは多感な時期で、『よそ者』の父親との関係はギクシャクしていたそうです。口論になることもあったらしい。友達にも『お父さん』のことはよく言わず、話題にもしたくなかったみたいです」(地元住民)


 結希くんの行方が分からなくなって以降、市民に捜索願のビラを配って情報提供を呼び掛けていた義父。自責の念に駆られなかったのか。


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