国会質疑では野党の質問に強気で答弁するのに、記者から厳しく追及されそうな会見は逃げる高市首相。石油危機で追い込まれる庶民の暮らし。
「いま手堅く視聴率が取れるのは、報道・ニュース番組と情報ワイドです。その人気を左右するのが、切れのいいコメンテーターが出演しているかどうか。もう、各局で争奪戦ですよ」(テレビ情報誌編集デスク)
目下、「3強」といわれるのが玉川徹、橋下徹、杉村太蔵だ。誰にも遠慮しない玉川のストレートな物言いが時に物議を醸すことも含めて評価されていることは、レギュラー出演の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)が10年近く同時間帯視聴率トップにいることでもわかる。
橋下は「ゴゴスマ」(CBC・TBS系)、「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ・日本テレビ系)、「旬感LIVEとれたてっ!」(関西テレビ・フジテレビ系)と、関西・中京制作の昼ワイドすべてほぼ週イチで出演している。高市批判でいま最も厳しく、とりわけ地元の大阪でウケている。
近ごろは「濃口政治評論家」などと言われて評判がいいのが杉村だ。熱心に経済の勉強をしていて、「消費税減税は円安を加速する愚策」「ガソリン補助金より節油」と高市の積極財政にカミつく。杉村が水曜コメンテーターを務める「大下容子ワイド!スクランブル」(テレ朝系)も好調である。
■3人に続くのは誰か
3人に共通しているのは、「好き」と「嫌い」のアンケートでいずれも上位なこと。
「好きなだけでは決まった人しか見てくれません。嫌いな人にも『きょうはどんなことを口走るか』と見られるから視聴率が上がる。無難なことしか言わないコメンテーターは数字になりません」(キャスティングプロデューサー)
3人に続くのは誰か。
カズレーザーははっきり物を言うイメージがあるが、政治的・社会的に微妙な話題は解説だけでごまかす。スペシャルキャスターに起用された「サン!シャイン」(フジ系)が1年で打ち切りになったのは、カズレーザーのコメント力が期待外れだったのも一因だろう。
「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)では三谷幸喜、安住紳一郎に隠れて目立たないが、準レギュラーの菊間千乃は弁護士らしい法律解説を交えたコメントでCMスポンサーから信頼されている。
岩田明子、金子恵美はコメンテーターというよりスタジオのお飾り。
(コラムニスト・海原かみな)

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