反日カルトの旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への包囲網が狭まっている。食い物にしてきた日本の宗教法人をめぐっては、東京高裁が解散命令を決定。

清算手続きが進む中、韓国で公判中の総裁、マザームーンこと韓鶴子被告(政治資金法違反などで起訴)の横領疑惑をめぐる強制捜査があった。日韓をまたぐカネの流れは解明されるのか。半世紀も癒着してきた自民党にとって震撼モノだ。


 尹錫悦政権の政教癒着疑惑を追及する検察と警察による合同捜査本部が6日、教団本部などを家宅捜索。韓の横領疑惑をめぐる強制捜査は初めてで、教団内の資金の流れや運営構造などを調べている。KBSが特報した。


■合同結婚式の4日後


 強制捜査は教団が合同結婚式を開いて結束をアピールした4日後。式は総本山を置く京畿道加平で行われ、日本から参加した約430人を含む計約1000人の新郎新婦が訪れたという。韓は健康悪化を理由に保釈中だが、滞在先は病院限定のため欠席。式は写真を前に実施した。


「合同結婚式の開催はほぼ例年通りとはいえ、韓氏の逮捕以降では初めて。不穏な時期に強行したのは、集金マシンだからにほかならない」(韓国メディア関係者)



高市首相は「潔白」を強調も…

 過去のガサ入れを経て流出したのが、自民との癒着を克明に記した内部文書「TM(トゥルーマザー)特別報告書」(2018~22年分)だ。

銃弾に倒れた安倍元首相との蜜月や、仲介役を担った萩生田幹事長代行との癒着のほか、関係の深い議員名が頻出。高市首相は22年8月に〈選挙応援無し。行事出席無し。金銭のやり取り無し〉とツイートし、ことさらに「潔白」を強調したが、関連記述はたんまりあり、「総裁に選ばれることが天の望み」などと推されていた。高市首相が代表を務める党支部の政治資金パーティーをめぐり、関連団体などがパー券計10万円を購入したとも報じられている。「TM報告を凌駕する超ド級の紙爆弾の押収が期待されている」(永田町関係者)わけだ。


 高市首相は昨秋の総裁選中に出演したユーチューブ番組で教祖・文鮮明の名前を聞かれて「すいません」、教義は「分からないですけれども」とゴマカしたにもかかわらず、子どもの自殺問題をめぐる3月の国会審議でこう答弁した。


「7代前まで直系だけで250人を超えるご先祖様が大人になり、また子宝に恵まれ、すごい偶然、すごい奇跡的な幸運に恵まれて1人の命がある」


 旧統一教会の「先祖解怨」の仕組みそのもの。7代前256人を一単位として供養を迫り、高額献金を巻き上げてきた。新情報が待ち遠しい。


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 高市首相の疑惑は旧統一教会との癒着だけではない。関連記事【もっと読む】『高市陣営の「中傷動画」疑惑拡大に自民議員ビクビク…“被害者”枝野幸男氏にSNSで「動け」コメント殺到』でも詳しく報じている。


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