5月11日放送の日本テレビ系「世界まる見え!テレビ特捜部」で取り上げられた「児童婚」のVTRをめぐり、MCの所ジョージ(71)の発言が物議を醸している。


 番組では、世界の不思議な場所の特集として、いまだに児童婚の文化が残るイラン南西部にある村で羊飼いをしている14歳の少年に密着。

彼の姉の夫である37歳の義兄が、姉が若くして亡くなった後に、12歳の双子の彼の妹のどちらかと結婚したいと言い出し、差し出そうとする親族や村人から、守るために奮闘する姿を追っていた。


 妹たちは、義兄と都会の不自由ない暮らしに憧れていたが、少年は「時代は変わったから」と妹たちには勉強して自分たちの人生を歩んでほしいと伝えていた。


「しかし、VTRを見たMCの所さんは『彼も結婚すれば、分かるんじゃないかな』『自分が結婚していないから、こうじゃないかと想像しちゃうんじゃないかな』と的外れな発言をしたのです。結局、妹たちは結婚しない結末でしたが、これにも皮肉を語っていて不快感を残す構成でした。ユニセフは世界で6億4000万人以上の児童婚を報告し、国連も撲滅を掲げる世界的な問題ですが、軽い扱いでしたね。スタジオも所さんの独壇場の雰囲気で、ゲストも反論するどころか納得する姿勢を見せていて、これがSNSで炎上しています」(スポーツ紙芸能担当記者)


 SNSでは《表面的には自由で飄々としてていい人っぽく見えるかもだけど言葉の端々に女性蔑視がにじみ出てる》《所ジョージ好きだったのにすっかり老害になってしまったんですね》《よく誤解されてるけど、所ジョージはずっと同じ思考から動けない男性代表だからね》といった具合だ。


「所さんといえば、サブカルチャーに強く、自由で愛妻家というイメージが先行し、NHKなど子どもも学べる番組にも出演しています。長年、好感度の高いタレントのひとりでしたが、近年は同番組での発言がたびたび物議を醸している。昨年にはクマ対策の話題で、檻をたくさん作って賞味期限切れの食品を食べさせればいいと語っていました。冗談とも取れない持論が重なり、最近は老害化が指摘されています。スペシャルパネリストのビートたけしさんの発言の方が取り上げられがちですが、たけしさんの方が時代をアップデートできている印象です」(テレビ業界関係者)


 近年は、ビートたけし(79)、明石家さんま(70)、タモリ(80)など70歳を超える重鎮MCらの評価をめぐる話題が絶えない中、所は別次元にいたイメージだったが、そうでもないようだ。


 今回の「児童婚」特集について、視聴者からは放送した日テレの対応にも疑問の声が上がっている。


「世界の問題として取り上げることは大切ですが、所さんの発言は編集することもできたでしょうし、MCで元日テレの岩田絵里奈アナもゲストも意見が言えないであろう空気感を出しています。『世界まる見え』は、所さんの“老害的”発言をいさめることができず、本気か冗談か分からないトーンで、危うい発言が放送されている。日テレは、国分太一さんの問題や新人の制作スタッフの内部情報流出トラブルなどで、近年コンプラ意識が問われていますが、各番組に片鱗が見える。しかしながら、同番組が問題になっても“犠牲”となるのは制作スタッフでしょう」(前出のテレビ業界関係者)


 番組も潮時となるのか。 


  ◇  ◇  ◇


社内の女性Pの不祥事には大甘対応? 関連記事【こちらも読む】『日テレ女性P不祥事対応で「国分太一コンプライアンス違反」が大ブーメラン…“自社ファースト”の内幕もあらわに」…もあわせて読みたい。


編集部おすすめ