お笑い芸人・中山功太(45)による"いじめ告発"が大きな波紋を呼んでいる。中山は5月5日配信のABEMA「ナオキマンの都市伝説ワイドショー」で、10年にわたる先輩からのいじめ行為を告発。

実名は伏せていたものの、相手はサバンナ高橋茂雄(50)ではないか、と大きな話題になった。


 これを受け、高橋は「今回の中山功太との件について、多くの方々にご心配と不快な思いをおかけしてしまい、本当に申し訳ありません」と11日、自身のXで謝罪。さらに相方の八木真澄(51)の仲介により、中山と直接電話で話し、和解したこともXで報告している。


 一方の中山も12日、高橋に対する一連の「いじめ告発」を撤回・謝罪する長文をXに投稿し、騒動は収束するかに見えたが、高橋がプロモーションキャラクターを務める、「ストッパ下痢止め」のCMやプロモーション起用を当面見合わせることをライオンが発表するなど、騒動の余波が残る形となっている。


 高橋といえば、柔和で人当たりの良さそうなキャラクターで人気を博していただけでなく、いじめられていた子ども時代のエピソードを度々バラエティー番組でも披露しており、それが高橋の"いい人イメージ"を定着させる要因となっていた。


 それだけに今回の一件で失望した視聴者も多くいたようだが、同様にいじめられていたエピソードを披露し、好感度をあげたが、それがブーメランとなって地に落ちた芸人がいる。


 2024年7月東京・新宿区の駐車場のロケバスの中で女性に性的暴行を加えた罪などに問われているお笑いグループ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二(43)だ。


■高橋は「このまま公立中に進んだらまたいじめられる」と猛勉強


「斉藤さんは小中学生時代に過酷ないじめを受けていたことをメディアで明かし、それ以降は、講演会や交流サイトを通じて子どもたちの相談に乗る活動などを行い、世間の評価も上がっていました。高橋さんも小学5年生の時に転校生からイジメを受け、『このまま公立中に進んだらまたいじめられる』と猛勉強した過去や、中学時代も修学旅行では寝間着のジャージーを隠され、夜中に廊下を捜し回ったというエピソードを披露しており、両者ともにつらい過去を乗り越え、人々に笑いを届ける存在として脚光を浴びていただけに、被害者だったはずの人が実は加害者だったと失望した人も多かったようです」(芸能ライター)


 いじめ被害を乗り越えた存在として築いた芸人としての地位や好感度ゆえに、騒動後のイメージダウンの反動はより大きいものになってしまったようだ。


「いじめられたエピソードを明かすのであれば、他者を傷つけない行いを心がけるべきという見方が、より強まっています。《サバンナ高橋もジャンポケ斉藤もビジネスいじめられっ子はいい加減やめてほしい》と、自身の好感度を上げる目的でいじめ被害を明かしていたのではないか、という疑念の声すら上がっています。また今後、いじめられたエピソードを披露する芸能人そのものに不信の目が向きやすくなる可能性すらあります。

いじめられていたエピソードを披露し、人の同情を引き出して好感度を上げたのち、他者を傷つける行いがバレれば、《裏切られた》と憤りを感じる人もいるのでしょう」(同)


 いじめ被害の告白は、得るものも大きいが、失うものも大きい。諸刃の剣になり得てしまうようだ。


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 日刊ゲンダイの取材にジャンポケ斉藤はピースサイン。関連記事【もっと読む】『性的暴行公判中の元ジャンポケ斉藤慎二被告をバウムクーヘン販売店で直撃! 「取材拒否」も笑顔でポーズの裏』などもあわせて読みたい。


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