2022年1月21日、もうすぐ大統領でなくなってしまう故に、中東歴訪という卒業旅行に出かけている、文在寅大統領が、選挙管理委員の一人の辞任を認めた。

その他の写真:韓国政府WEBサイトから

 「不確かであり、根拠のない噂で有能な職員を辞めさせたくはなく今まで辞任を認めなかったが、本人の決意が固いので受け入れることにした」。そのいわゆる噂とはなにか。

 この選管職員は、常任委員としての役職だ。この役職に任命された時既に、文在寅大統領の選挙陣営の特別補佐をしていた。任期は3年。つまり前職が文大統領支持者ということが明白でありながら、任命を受け、当時も政治的公正性に関していろんな意見が飛び交った。しかし、通常一期3年で満了すべきこの職務を、慣例を破ってさらに3年続けようとした今年、まさに新しい大統領選が行われるわけだ。もちろん彼が2度辞任を申し入れたが、文大統領が認めなかった。つまり、次期大統領選において、文大統領に都合のいい状態で選挙が行うための人員として、そして、新大統領は文大統領に「都合のいい」人間が、なんらかの票の操作が行われて選ばれることが、臭ってくる。

 韓国中央選挙管理委員会の1-9級の職員全員と韓国国内17市・道の選挙管理委員会指導部、およそ2900人が、辞任を求めた。「中立性を損なう」。大統領選挙と地方選挙の過程や結果に対して国民の不信が大きくなる。韓国人にも、公明正大に中立を貫くものがいるというのは素晴らしいことだ。