【その他の写真:草の根・人間の安全保障無償資金協力による、タイ「ナーン県プア郡住民のための医療体制向上計画」の引渡式典(2024年2月2日、在チェンマイ日本総領事館)】
ソムデートプラユパラート・プア病院は、120床を有する中規模の公立総合郡病院で、プア郡住民をはじめ、近隣の5つの公立郡病院では対応できない重症患者を受け入れる地域の中核病院。同病院では特に、感染症患者用の陰圧隔離室において、室外から遠隔操作可能な人工呼吸器の整備による病院内感染防止の強化、そして全身麻酔を伴う手術を行う際に不可欠な吸入麻酔器の整備による同病院の処置能力向上が喫緊の課題となっていた。
こうした状況を受けて、チェンマイ日本総領事館は、ソムデートプラユパラート・プア病院の人工呼吸器および吸入麻酔器配備にかかる総額2,900,000バーツ(約998万円)の支援を行った。
【編集:af】