ミュージカル『レッドブック~私は私を語るひと~」が、5月16日(土)の東京建物 Brillia HALLを皮切りに上演が始まる。
韓国で大ヒットしたミュージカルが日本で初上演!舞台は紳士の国・ロンドン。
今回は、咲妃みゆと小関裕太にインタビューを実施。「レッドブック」の魅力をたっぷりと語ってもらった。
――本作に出演することへの想いをお聞かせください
咲妃「物語の舞台は1890年代のイギリスですが、現代の我々にも強く響くメッセージが込められた作品です。韓国で愛され続けている年月がそれを物語っていると思います。いよいよ日本版『レッドブック』がスタートを切りますが、その一員になれることに大きな喜びを感じています。
今回は小林香さんの演出ということで、いい意味で韓国版とは違った作品に仕上がりそう。作品を守り続けてこられた韓国のスタッフ、キャストの皆さんに敬意を払い、丁寧に創作したいです」
小関「実際に韓国に観に行ったのですが、その熱も感じたうえで、あらためて『韓国で大きな渦を作った作品なんだ』と実感しました。この2026年に『レッドブック』を日本で上演する意味をすごく感じていますし、最初にお話を聞いたときから、素敵なタイミングだなと思ってワクワクしていましたね。
『日本初演』とうたわれるなか、今は原作や脚本を大事にしながら、日本版を新たに作るイメージでいます。物語の着地点はあるし、描こうとしている時代も韓国のオリジナルと大きくは変わらないのですが、、細部を構築し直す大変さがあるだろうなと。
自分自身が初演やオリジナル作品に携わってきた経験が多いのと、それが好きで自分にも合っていると思うので、今回も自分なりに噛み砕いて、精いっぱい楽しんでいけたらと思っています」
――それぞれの役の印象や演じるうえで意識していることを教えてください
咲妃「少々心配になるほど、どこまでも真っすぐで正直に生きるアンナを私の体を通していかにお届けできるのかは楽しみであり、大きな挑戦だとも思っています。
『心配になるほど』とは申しましたが、その直向きさが彼女の魅力でもあると感じていて。アンナは、自分が正直であればあるほど、なぜか人に嫌われると実感しながら生きています。自分のなかで曲げられない信念が、どうやら世間にとっては受け入れ難いものである。そのことを理解しながらも、"真実"を守る強さを持っているところが、彼女の魅力だと思っています。
彼女は人々と触れ合うなかで、さまざまな変化に向き合っていくのですが、それが本作ではスピーディーに描かれています。芝居のテンポは大事にしつつ、その時々の心情を丁寧にお届けしたいと思っています」
小関「時代背景や、ブラウンの家柄にも表れていますが、彼はこれまで生真面目で紳士であることが絶対だと思って生きてきました。けれど、アンナと出会い、違う価値観に触れたことで、『今まではなんだったんだろう。自分らしさってなんだろう』と気づくんです。ブラウンは、そうして空振りしながらも、気づいて考えていく役柄です。
あと、彼女に振り回される描写は、同時にチャーミングに映る場面でもあると思うので、このロマンチックなラブコメディのなかでも、割と重要な要素を担っているのかなと思っています」
――作品から得られることや学びもありそうな作品です。
咲妃「『自分の一番の味方は自分なんだ』と韓国の作品を拝見して感じました。どうしたって、他者と関わり合って生きていかなければならないなか、私たちは『自分』という存在にあまり目を向けられていないこともあると思うんです。特に私自身はそうでした。
でも、この作品を通して、周りからどう思われようとも、自分が何を感じ、どう行動するのかが結局は一番大切なんだと気づきました。やはり自分の肌で確かめたことが人それぞれの『真実』に結びつくと思うんです。この作品を通して『自分がどう感じ、それをどう認識し、どう理解したかを大事にして生きていこうよ』というメッセージをお届けできたらと思います」
小関「脚本を読むたびに、いい意味で印象が変わっていく作品だと思っています。
日常のなかで鏡と向き合うことって、勇気が必要じゃないですか。一歩踏み出すことや、自分と戦ってそれを超える作業も、まずは向き合うことが必要ですし、自分が優れていることと、自分にないものを見極めるためには、『自分』を見つめ直さなきゃいけない。この鏡を見ることって、辛いことなんですよね。
ミュージカルをやっていても同じく鏡を見ることが大切で、たとえばボイスレコーダーで自分の声を聴いてみるとか、自分のウィークポイントを知るって、めちゃくちゃ辛いんです。
ブラウンの場合はワクワクしているのですが、彼のように自分が今まで歩んできた生き方や『信じてきたものが違った』と身に染みて感じるって、すごく苦しい面もある...。そうした鏡と向き合う一歩をくれる作品だと思いますし、勇気を持たせてくれるというよりも、自分で勇気を持つきっかけをくれる作品だなと思っています」
――ドラマ「波うららかに、めおと日和」で共演経験のあるお二人。
小関「実はドラマの現場ですでにこの作品が進行していて、小声で『よろしくお願いします』というやりとりはあったんです。もともと出演されていた作品は拝見していましたが、あらためて現場を通して『どんな方なんだろう~?』と知ろうとしていた部分がありました(笑)」
咲妃「本編でご一緒する機会がなく、サブストーリーでようやく同じシーンをいただけて、とてもうれしかったです。そのときの小関さんは、深見龍之介さんとして呼吸できていらっしゃり、その目線も、ちょっとしたしぐさも、説得力が感じられて...あの瞬間、小関さんが何処にもいなかったんですよね。私は、役に徹する俳優さんが素敵だと思うタイプなので、より一層、ご一緒できるのが楽しみになりました」
小関「目を合わせようとしてくださるのが印象的でした。リハーサルで目が合うことって安心材料だったりするんですよ。やっぱり初めましてだし、これからミュージカルでご一緒するし、作品では拝見しているけど、初共演させていただく間柄としては『どんな方なんだろう』というタイミングだったので、『最高!安心する~』と思いました(笑)」
咲妃「もちろんお互い撮影は集中しつつ、『どんな人だろう~』と探し求める時間でしたよね」
小関「そうですね(笑)。自分のなかでは思い出深い瞬間でしたし、長期間ご一緒するなかで、すごく安心できるなと思っていました」
――製作発表会見では、お二人のパフォーマンスも披露されました
小関「本当に安定感と安心感の咲妃さんでした」
咲妃「え。同じことを思っていました!」
小関「いやいや!僕は乗っかるだけでしたよ(笑)」
咲妃「そんなことないです!密にお芝居をさせていただくうえで、小関さんのように柔軟性をお持ちの方だと、こちらが挑戦する気持ちを持たせていただけるのでありがたい。製作発表では、かけあいのある曲を一節歌わせていただいたのですが、あの瞬間だけは楽しかったです」
小関「あの瞬間だけ?(笑)」
咲妃「そのほかは、ずっと緊張していたので(笑)」
――インタビュー時点では稽古前ですが、いい時間になったのでは?
咲妃「そうですね。共演する方々の中には、これまでご一緒させていただいたことのある方も多く、再び一緒に創作できるのが楽しみですし、小関さんのように舞台で初めてご一緒させていただく方も、どんな風に作品に挑まれるのか楽しみになりました」
小関「製作発表では衣装を着させていただきました。そこで物語の世界観だったり、キャストの方の意気込みだったりを肌で感じられていい時間でしたし、刺激にもなったので、いいイメージを持った状態で稽古に入れそうです。稽古がすごく楽しみです」
写真・文=浜瀬将樹
咲妃みゆ/ヘアメイク=本名和美(RHYTHM) スタイリスト=國本幸江 衣裳=ADELLY(Office surprise)、アデリー(オフィス サプライズ)
小関裕太/ヘアメイク=Emiy スタイリスト=吉本 知嗣
公演情報
ミュージカル『レッドブック~私は私を語るひと~』
脚本:ハン・ジョンソク
作曲:イ・ソニョン
演出・上演台本・訳詞:小林香
音楽監督:桑原まこ
出演:咲妃みゆ、小関裕太、花乃まりあ、エハラマサヒロ/田代万里生 ほか
【東京公演】
東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
5月16日(土)~ 5月31日(日)
【大阪公演】
森ノ宮ピロティホール
6月27日(土)~ 6月30日(火)
【愛知公演】
御園座
7月4日(土)~7月5日(日)

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