陸上の織田記念国際(29日、ホットスタッフフィールド広島)の前日会見が28日、同会場で行われ、女子100メートル障害で昨年9月の東京世界陸上代表の日本記録保持者・福部真子(日本建設工業)、同代表で日本歴代2位の中島ひとみ(長谷川体育施設)が出席。地元で同種目今季初戦に挑む福部は「良いシーズンになるようなスタートになればと思っています。

地元で、感謝の1本を見せたい」とさわやかな笑顔で話した。

 2024年秋にリンパ節の痛みや高熱が出る原因不明の「菊池病」を発症した福部。「去年は試合に出られるのかっていうところにいました。練習も継続できていなかった」と体調不良と闘いながら、25年9月の東京世界陸上代表入りを目指して試合に出場。見事に世陸切符をつかみ、準決勝進出を果たした。今年2月には結婚も発表した。

 現在の体調については「熱は出たりしますが、38度とか、ずっと寝込んじゃうとかにはなっていない。全然、元気!」と明るい笑顔。この冬は2022年以来初めて、大きなアクシデント無く練習が積めたという。

 今シーズンを「ハイアベレージ」で走り続けるための土台作りはばっちり。「うまく練習ができているからこそ、これで走れなかったらどうしようっていう不安はあります。でもその不安も一つ、試合が始まったなっていう証拠。

自分の中でしっかり抱きしめてあげたい」と日本記録保持者は地元・広島から勢いよく今シーズンをスタートさせる。(手島 莉子)

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