プロボクシング元WBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守氏が会長を務める徳山ジムが、29日に大阪・エルシアターで開催される「チャンピオンズロード」(報知新聞社後援)で初陣を迎える。28日は大阪市内で前日計量が行われ、西日本新人王4回戦に出場する同ジム所属でスーパーフライ級の末吉直樹、同スーパーフェザー級の李勝輝(リ・スンフィ)がともにクリアした。

 本番でセコンドに付く予定の徳山会長は「まだ慣れないところはあるが、選手の立場で何をしてもらえばありがたいか、何が必要ないかは経験して分かっている。僕は(選手の気持ちを)和らげるような、ポジティブなことしか言わない」と強調。「2人ともサウスポーで懐の深いボクシングをする。KOを狙えとは言っていないが、自分の力を出せれば期待できる」とゴングを心待ちにした。

 トップバッターを任される末吉は、23年4月にデビューしてプロ通算4戦2勝2敗。前所属ジムの勧めもあって2月に徳山ジムへ移籍した。「左ストレートと右ジャブで支配できれば。(徳山会長が掲げる)打たせずに打つボクシングをして、しっかり勝てるように」と必勝を誓った。

 プロデビュー戦となる李は高校、大学時代にアマチュアで11戦6勝5敗。約7年のブランクがあったが、昨年、徳山ジムがプロ加盟を承認されたことで「挑戦したい」と、1月にプロテスト(ウエルター級)を受け合格した。「調子は悪くない。あまり殴られないように気をつけて、結果を出したい」と力を込めた。

 徳山氏は2007年に現役を引退。24年12月に大阪・東大阪市内に「徳山ボクシングジム」をオープンし昨年、プロ加盟が承認された。

編集部おすすめ