1986年にファミリーコンピュータ向けにリリースされた『ドラゴンクエスト』(以下『ドラクエ』)は、今や日本を代表するポップカルチャーとして、世代を越えた人気を博しています。

その『ドラクエ』が2026年に40周年を迎えるということで、2026年7月17日から9月6日まで、東京・東急プラザ原宿「ハラカド」にて大型展示イベント「ドラゴンクエスト40周年記念展『ドラゴンクエスト the DIVE -まだ見ぬ冒険の舞台へ-』」を実施! VR体験を中心としたアトラクションに加え、シリーズの歴史を辿るパネル展示、秘蔵資料、フォトスポット、『ドラクエ』世界のキャラクター気分になれる数々の「なりきり体験」など、幅広いコンテンツで40年分の感謝を伝えてくれます。


その規模はメイン会場となる4階のみならず、2階の秘蔵資料展示、5階のコラボレストランと、3フロアに渡って展開される大規模なものとなっており見逃せません!

そこで本稿では、豪華ゲストが登壇したメディア向け体験会のようすをレポート。トークセッションのもようとともに、実際に体験してきた展示内容をレポートします!!

◆秘蔵資料も観てほしい!
メディア向け体験会のステージセッションに登壇したのは、ゲームデザイナーの堀井雄二さん、株式会社スクウェア・エニックスの村上洋平さん、本イベントのVRコンテンツで「ホミータ」役を務めた小倉唯さん、『ドラクエ』ファンというEXITの兼近大樹さん、そしてMCの倉持由香さんです。

まず語られたのは本イベントの肝でもある没入型アトラクション「ドラゴンクエスト VR RIDE」について。最新VRデバイスの「Meta Quest3」とモーションシートを使用した本アトラクションは、VRデバイスと可動型シートを併用することで、まるで実際にキラーパンサーの背に乗って草原を走り回っているかのような疾走感、さらにはダイナミックな冒険に飛び出したような疑似体験が楽しめるものとなっています。

『ドラクエ』生みの親である堀井雄二さんはこのアトラクションについて、「リアルで、没入感がとんでもないです!」と興奮ぎみ。そして小倉唯さんがボイスを担当した「ホミータ」を命名した経緯も「男の子のキャラクターなので、“ホミー太”からホミータになりました」と楽しそうに語っていました。

一方、来場者のナビゲート役として「ホミータ」を演じた小倉唯さんは「少年らしさを大切にしつつ、皆さんを引っ張っていく重要な役どころでしたから、臨場感を考慮しながらアドリブを織り交ぜ、時間をかけ、すごくこだわって収録しました」と教えてくれました。

なおモーションシートを導入するにおいては、“3D酔い”を考慮し、なるべく酔わないような動きを探ったとのこと。配慮も行き届いており安心して楽しめそうです。

ステージ上で実際に体験することになった兼近さんはアトラクション後、「後ろ側も細かく作られていて、どこを見ても凄かった! 正直、何回乗っても新しい発見があっていい!!」と興奮した様子でした。

その映像体験は『ドラクエ』世界らしいものとなっており、実際に体験した筆者も「勇者ってこんな大冒険を毎回やってるの!? 身体持つ??」と思ったほど。シートが動くだけでなく風を感じたり、足に当たる草を感じたりと、ここでしか体験できないアトラクションにずっと圧倒されていました。


そのほかセッションで語られたのは、テンションが上がる展示系のアトラクションについて。

来場者はエントランスを抜けると、まず「ドラゴンクエスト VR RIDE」を体験することになります。その後、「城エリア」では教会で「ぼうけんのしょ」を受け取ることに。入場特典のような形で配布されるものであり、「ここでセーブをするのか!!」とテンションが上がりました。

続く「フィールドエリア」ではモンスターのフォトスポット、実際に触ることができる「ぽよよんキングスライム」、宝箱の中を覗ける「ドキドキ宝箱」などが待っています。「ドキドキ宝箱」はランダムでアイテムが登場しつつその解説もしてくれるため、来場者によって異なる体験が楽しめます。

その先にあるのは「町エリア」です。「ふれあいモンスター研究所」では実際にモンスターの身体の一部に触ることができ、たとえば「モーモン、もっふもふ!」と感動します。また「ラーの鏡」では自分の姿がモンスターに。フェイストラッキングに対応しているため、自分の表情変化に合わせて、鏡に映ったモンスターも表情を変えます。

そのほか「40周年記念の町」では、カメラに映った自分の姿が町の住人に変身! 大型モニターには住人になった自分が町にとけこむようすも見られて、何の変哲もなかった町に愛着が湧きました。

メイン展示の最後は「ほこらエリア」です。
「ドラゴンクエスト メモリアルウォール」に歴代『ドラクエ』シリーズが描かれていて懐かしい気分になりました。

同フロアには公式ストアの「ドラゴンクエスト40周年記念どうぐや」、5階「FAMiRES」では期間限定コラボレストラン「FAMiRES×ドラゴンクエスト the DIVE」、2階「COVER」では「40周年記念展示“『ドラゴンクエスト』はこうして生まれた”」もあり充実した本イベント。

「40周年記念展示“『ドラゴンクエスト』はこうして生まれた”」について村上洋平さんは、「40年も歴史があるので資料も膨大です。今回はその中から、1作目の、当時の堀井さんの貴重な開発資料をご用意しました」と胸を張ります。それに対して堀井さんも「これまでも展示会は実施しましたが、今回は今まで見たこともなかったような、初公開のものもけっこうあります。プロデューサーのメモなんかもありますよ」と嬉しそうに語っていました。

実際に資料を拝見すると、確かに貴重すぎて「当時はこんな感じで開発していたのか!」と見入ってしまうことが何度もありました。書き込まれたひとつひとつの情報を読み解けば読み解くほど、その奥に広がるイマジネーションの世界にワクワクして、村上さんが「ぜひ見てほしい!」と鼻息を荒くした気持ちがよく分かります。

コラボメニューも趣向を凝らしていてずっと観ていられた本イベント。この夏休みに『ドラクエ』世界の住人になってみませんか?

■堀井雄二氏コメント

今から40年前に第1作目を作った時は、こんなに長く続くとは思いませんでした。40年経った今、こんなに豪華な展示会をしていただけることに感激しています。ぜひ皆さん、観に来てください。

<開催概要>

■ドラゴンクエスト40周年記念展「ドラゴンクエスト the DIVE -まだ見ぬ冒険の舞台へ-」

■開催期間:2026年7月17日(金)~9月6日(日)  ※会期中無休

■開催時間:11:00 ~ 21:00(最終入場 19:59)

■入場料 :詳細は公式サイトにて

■開催場所:東急プラザ原宿「ハラカド」4階MAZE、2階COVER

    東京都渋谷区神宮前6-31-21

※2027年初春に大阪での開催も予定しております。

■主催:株式会社 東北新社/株式会社 スクウェア・エニックス

■制作:株式会社 東北新社

■協力・監修:株式会社 スクウェア・エニックス

■特別協賛:株式会社日本HP / HyperX

■技術協力:株式会社オムニバス・ジャパン、PROTOTYPE Inc.、Brogent Technologies Inc.

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