《滝沢ガレソ氏によるXでの投稿に関連して、アミューズ所属の星野源の名前を挙げての憶測が拡散され当社にも多くのお問合せが寄せられています。星野源において当該投稿にある事実は一切なく、また当社が記事をもみ消した事実も一切ありません。

虚偽の情報の拡散、発信には法的措置を検討いたします》
《皆様におかれましては、憶測や虚偽の投稿にくれぐれもお気を付けください》

5月23日3:30頃、Xでこう警鐘を鳴らしたのは芸能事務所「アミューズ」の法務部だ。

きっかけはその前日の21:50頃、同社に所属するミュージシャン・星野源(43)の“W不倫疑惑”が浮上したことだった。インフルエンサーである滝沢ガレソ氏が《超有名女優とドラマ共演して電撃結婚した男性歌手が、結婚後に今度は番組共演した某NHKアナとW不倫》した、このことについての週刊誌報道を《男性歌手の所属事務所が10億円を支払って》揉み消したとXに投稿。さらに、情報を募集すると呼びかけた。

ガレソ氏は女優や歌手、NHKアナの実名を明かさなかったが、Xでは「星野新垣夫妻の話では?」と憶測する人が続出することにーー。そこで、「アミューズ」はガレソ氏の投稿からわずか6時間で「事実無根だ」と一蹴したのだ。

その後、星野も自身のInstagramのストーリーで「アミューズ」の声明を引用し、《上記の投稿のように、いまSNSやインターネット上などで噂されている件に事実は一切ありません。事実無根です》と明言し、妻である新垣結衣(35)もXのプロフィールに《火のないところに煙が立っているようですが、いま騒がれ噂されている件に事実はひとつもありません。心配してくださっている皆様、ご心配なく》と追記。夫婦でメッセージを送り、それぞれのファンを安堵させた。

そんななか注目を集めているのが、「アミューズ」の法務部がポストした時間だ。先述のようにガレソ氏の投稿は22日21:50頃で、同社の法務部がポストしたのは23日3:30頃。

わずか6時間での緊急対応という点もさることながら、深夜の声明発表という異例の事態にネットは大注目することに。そのため、Xには法務部の対応に驚きの声がこう上がっている。

《何が凄いって早朝4時にTwitter公式アカウントが声明出してるのよ。怒り具合が相当だって事よ?(普通企業が業務を開始する時間に更新を行うもの)反響が凄くて緊急対応するしかなかったんだろうなと》
《とりあえず、アミューズが真摯に対応してくれる会社で良かったということが1つ、こんなに朝早くまでにこの投稿の文章を作り、声明を作り、ポストしているということ、本当に怒ってるんだろうと推測できるし、事実無根なんだなと、、》
《アミューズ法務部の投稿時間がブチギレ具合を表してるよね》
《朝起きたらアミューズブチギレてて安心した良かった》

23日16時頃、「アミューズ」の法務部は再びXを更新し、《当社とは無関係の名誉毀損事件についてですが、東京高等裁判所が、2022年11月10日、名誉毀損ツイートをリツイート(現在の「リポスト」)することがその事案においては違法であるとの判決を出しました。つまり、SNSのご利用に際しては、名誉毀損ツイートをリツイート(現在の「リポスト」)することにより法的責任が発生することもあるということについてもご認識いただく必要があるといえます》と綴っている。一連のポストによって、SNS利用者のリテラシーを問うているようだ。