4月21日、東京ドームに隣接する「東京ドームシティ アトラクションズ」の遊具「フライングバルーン」の点検作業を行っていた女性作業員が遊具に挟まれ死亡する事故が発生した。
「同遊具は、柱を中心に回転しながら、上昇と下降を繰り返す回転昇降式の遊具です。
119番通報があったのは11時50分。ところが、女性が救出されたのはそれから5時間も経ってからだった。現場に居合わせた観客はこう語る。
「私がたまたま通りがかったのは15時ごろでしたが、遊具にはさまれたままの女性作業員の姿が見えてしまいました。遊具の隙間からパンパンに腫れた腕が出ていたんです。すでに発見されたときには心肺停止の状態だったそうですが、それにしてもショッキングな光景でした。消防関係者がエアカッターのようなもので器具を外そうとしていましたね」
その後、女性の死亡が病院で確認された。だが、たとえ心肺停止の状態だったとしても、5時間も“放置”されてしまったのはなぜなのか。
「女性が点検していた際、座席は高さ10mほどの最上部まで上げてあったそうです。しかし、何らかの理由で座席部分が突如落下。座席を支えるプレートと柱の間にはさまれました。プレートは、座席にのった乗客を支えるためのかなりしっかりとした金属製のものです。
警察は装置が落下した原因を含め捜査を進めている。同施設を運営する株式会社東京ドームは厳しい責任を問われることになる。
「そもそも、死亡事故はこれで2度めですからね。2011年1月30日には、同園に設置してあった遊具・スピニングコースター舞姫に乗っていた男性客が死亡する事故が起きています。安全バーがロックされておらず、転落してしまったのですが、その背景には係員によるチェックに関するマニュアルがきちんと策定されていないなど、杜撰な運営体制がありました。結果的に、当時の執行役員やアミューズメント部長などが業務上過失致死容疑で書類送検されました」(前出・社会部記者)
今回の事故についても、運営サイドに過失はなかったのか。早急な原因究明が待たれる。

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