【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.203】

 元保護猫の幸せそうな“その後”は、温かい気持ちになるものです。三田尻さん(@mitajirishimizu)の愛猫ドビーくんは、元野良猫。


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 保護時は心配になるほどガリガリに痩せていましたが、保護から7年経った今ではすっかり猫らしい体に! 飼い主さんに甘え、幸せな家猫ライフを送っています。

自宅の庭で見かけた“薄汚れた子猫”を保護

 2019年6月25日、自宅の玄関から庭へ出た三田尻さんは薄汚れた子猫を発見しました。子猫は素早く、家の裏へ走り去っていったそう。心配した三田尻さんは、あたりを捜索。エアコンの室外機の下に隠れていたところを発見し、保護しました。

体重580gのガリガリだった野良の子猫が…→6kg超えに成長した“幸せな7年後”にほっこり
保護ネコ
「見た感じ、怪我などはないように思いましたが、病院で診察をしてもらうことにしました」

 あまりにも体が汚れていたため、動物病院へ行く前、三田尻さんは子猫をシャンプーしました。洗面台で体を洗っている時、頭に浮かんだのは、ハリーポッターに登場する痩せ細った体のキャラクター「ドビー」。

体重580gのガリガリだった野良の子猫が…→6kg超えに成長した“幸せな7年後”にほっこり
保護ネコ
 そっくりだと思い、子猫には「ドビー」という名前を贈りました。

 保護当時、ドビーくんは生後1ヶ月半ほど。体重は、580gしかありませんでした。ただ、幸い大きな病気は患っておらず、動物病院で受けたのはノミや寄生虫の駆除のみ。ドビーくんは元気な状態で、家猫ライフをスタートさせました。

体重580gだった子猫が1年で6kg超えの“巨猫”に!

 元野良猫の中には子猫でも、人間に対して強い警戒心を持っていることがあります。しかし、ドビーくんは初めから穏やかでした。
自宅には先住猫がいましたが、互いにすんなり受け入れてくれたと三田尻さんは話します。

体重580gのガリガリだった野良の子猫が…→6kg超えに成長した“幸せな7年後”にほっこり
保護ネコ
 毎日、安心してご飯を食べられるようになったドビーくんはスクスクと成長。1年後には体重が6kg超え! 保護時の姿が想像できないほど、ふくふくとした“巨猫”になりました。

体重580gのガリガリだった野良の子猫が…→6kg超えに成長した“幸せな7年後”にほっこり
お迎えから丸1年後
「今も性格は、非常に穏やかです。長さ7~8cmしかない短い尻尾をピンと立てて歩く姿がかわいいですね」

さりげない自己主張に笑い、人語が分かる賢さに驚かされる日々

 現在、ドビーくんは7匹の猫やワンちゃん1匹と暮らしています。同居猫だけでなく、ワンちゃんにも優しく接し、自分から喧嘩を仕掛けることはありません。

体重580gのガリガリだった野良の子猫が…→6kg超えに成長した“幸せな7年後”にほっこり
後輩猫をそばで見守ってくれることも
 ただ、寒い時期に同居猫とファンヒーターに乗る時には、かわいい自己主張が見られます。

「自分の領土を広げるかのように同居猫をジリジリと真ん中へ押し、落とそうとするんです(笑)」

体重580gのガリガリだった野良の子猫が…→6kg超えに成長した“幸せな7年後”にほっこり
保護ネコ
 ドビーくんの賢さは、それだけではありません。どうやら、人間の言葉が分かるようで三田尻さんが「ドビーくん、おいで!」と言うと、必ずそばへ来てくれます。

「めったにないけど、布団に粗相をした時には『ドビーくん!!』と言っただけで、さっと隠れてしまいます。悪いことをしたと分かっているんです」

 賢くて面倒見がいいドビーくんは、三田尻さんに甘えることが大好き。ただ、膝に乗る前はいつも遠慮し、様子を伺います。


体重580gのガリガリだった野良の子猫が…→6kg超えに成長した“幸せな7年後”にほっこり
保護ネコ
「乗りそうで乗ってこない時もありますし、恐る恐る乗ってくる時もあります。意外とビビりなのかもしれません(笑)」

 膝にズシンとくる命の重みを感じるたび、三田尻さんは立派に成長してくれた……と感じ、出会った日のことを思い出します。

 うちに来てくれてありがとう――。賢いドビーくんはきっと、三田尻さんが抱いているその気持ちも感じ取っているはず。健康に気をつけながら好きなものを食べ、これからも飢えとは無縁な家猫ライフを満喫してほしいものです。

<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>

【古川諭香】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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