(台北中央社)13日に流れ込んだ強い寒気の影響で気温が急降下した台湾では、各地の農作物が低温による被害を受け、被害額は17日午後5時までに1億9558万台湾元(約7億円)に上った。中部・台中市に大部分の被害が集中し、作物では茶の損失額が8798万元(3億1500万円)で最多だった。
行政院(内閣)農業委員会が発表した。

同委の統計によると、台中市の被害は1億4634万元(約5億2400万円)。中部・南投県4240万元(約1億5000万円)、北部・新竹県617万元(約2200万円)、桃園県66万元(約240万円)などが続いた。

作物では茶以外にも、ナシ6750万元(約2億4000万円)や柿1980万元(約7000万円)の被害が目立った。モモ、リンゴなども影響を受けた。

(呉欣紜/編集:塚越西穂)