沖縄県石垣市は9日、同列島の字名に「尖閣」を付け加える議案を市議会に提出。これに林県長や県議らは反発している。22日に石垣市議会で採決される見通しで、蔡県議は可決されたら来月7日に同列島で領有権の主張運動を行うとした。だが、石垣市が採決を行わなかったり、議案が可決されなかったりした場合には運動も取り止めるという。
これについて宜蘭県政府は、「争議の棚上げ、資源の共同開発」という政府の考えにのっとった一貫した立場をとっているとし、漁業関係者の権益に引き続き関心を払っていくとした。
(沈如峰/編集:楊千慧)