(札幌中央社)格安航空会社(LCC)のタイガーエア台湾(台湾虎航)は16日、台北(桃園)―札幌(新千歳)線を就航させた。同社の陳漢銘董事長(会長)は記念式典で、北海道の人々に台湾への来訪を呼びかけ、自然や豊かなグルメ、文化を体感してほしいとあいさつした。


陳氏はアジアの航空市場に率先して夜明けの光と希望をもたらすと強調。同社の就航地は北海道で3カ所となり、日本全国では15カ所になったと語った。

同社によると、初便の乗客には記念品や台湾ファミリーマート(全家便利商店)とコラボレーションしたおにぎりなどが配られたという。

台北―札幌線は毎週木・日曜日に台北を午前6時、札幌を午前11時45分にそれぞれ出発する。今月30日からは毎週火曜日にも運航する予定。

(余暁涵/編集:齊藤啓介)