(台北中央社)国立台湾体育運動大(台中市)の永田颯太郎内野手が20日に行われた日本プロ野球ドラフト会議で楽天から育成4位指名を受けた。同大の郭勇志コーチは21日、メディアの取材に対し「自主的でひたすら練習に励む」と永田の努力を評価した。


永田は高校の恩師の勧めで2019年に台湾に留学。同大野球部でプレーしながら学業で学科1位となり奨学金を贈られるなど、文武両道で活躍している。

語学の勉強を目標としている他の留学生と異なり、「永田は同い年の選手に比べ、練習量が圧倒的に多く、休みの時も室内練習場かウエートトレーニング室のどっちかにいて、まるで“練習の虫”」だと話す郭コーチ。

「長打力が向上し続けている」と永田の成長ぶりも指摘。楽天から指名を受けたことは夢に向かっての第一歩だとし、「いいプレーを期待する」とエールを送った。

(謝静雯/編集:荘麗玲)