(台北中央社)格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾(台湾虎航)は14日午後、台北市内で記者会見を開き、高知県と台湾の旅行会社と提携し、台湾から高知龍馬空港に定期チャーター便を運航すると発表した。会見では合意書が交わされた。


5月10日から10月28日にかけて桃園国際空港から週2便、合わせて50便を運航する。台湾の旅行会社「スタートラベル(燦星旅遊)」が台湾の旅行客向けにツアーを実施。屋形船に乗っての四万十川観光やよさこいのパフォーマンス鑑賞などが予定されている。

記者会見には高知県の浜田省司知事が出席。これまで台湾との交流を深めてきたことに触れた上で、「台湾からの観光客の方々に直行便で高知に来ていただけるようになった」と喜びを示した。

タイガーエア台湾の陳漢銘董事長(会長)は、高知県が桃園空港から約2時間半で到着することや自然が豊かなことに触れ、市場開拓の可能性に溢れていると語った。


(汪淑芬/編集:楊千慧)