TSMCは現地時間3日、米ホワイトハウスでトランプ米大統領と共に米国への1000億米ドル(約15兆円)の追加投資を発表した。
頼総統はあいさつで、TSMCや台湾の産業は数十年来のグローバル展開によって、太平洋を飛び越えて米大陸を開拓する十分な自信を手にしたとし、TSMCが共に「台湾に根を下ろし、世界に展開し、全世界に売り出す」ことで台湾の実力をさらに発展させ、さらに強くすることができるとアピールした。
魏氏は、米国から租税優遇などの補助に関する約束はあったか聞かれると「われわれが求めるのは公平性のみだ。競争を恐れない。TSMCが各地に置く生産ラインはどれも優秀だ」とし、「補助があるから(海外に)行くのではない。顧客のニーズがあるからだ」と強調した。また、台湾に今年、生産ラインを11本設置するとし、台湾での投資への影響はないと説明した。
(葉素萍、温貴香、張建中/編集:名切千絵)