
AIが生成するリアルなのに実在しない人の顔画像がネットをにぎわす昨今、ディープラーニング(深層学習)で手書きの顔を現実的な画像にするアプリが脚光を浴びている。
このアプリは、フリーハンドでざっくり描いた似顔絵からおそろしくリアルな顔画像がリアルタイムで生成されるもので、完成度が低い絵からもイメージに近い顔が作れるという。
それって顔?ってレベルの線画でも、うまいこと特徴をおさえた顔になるからもうびっくり!絵心がない人にもやさしげな最新アプリの仕事っぷりがすごすぎた。
[動画を見る]DeepFaceDrawing: Deep Generation of Face Images from Sketches
【絵が苦手でもリアルな顔を作れるアプリDeepFaceDrawing】
こちらは香港城市大学と中国科学院の研究者が共同で開発したDeepFaceDrawingのデモ映像だ。彼らはディープラーニング(深層学習)による画像から画像の変換技術に着目し、このアプリを手がけた。
このアプリの素晴らしいところは、ラフな線描や描きかけのフリーハンドスケッチからでもハイクオリティな人物画像を作成できる点だ。
つまり絵心がない人でも現実にいそうな顔を気軽に作れるのだ。
【描くたびに近い顔が出現。二次元をリアルに変換するアプリ】
左の手書きスペースには予めスケッチガイドらしきものがあり、これを目安に輪郭を描くと右にプレビューが生成される。