5月18日から24日までの1週間における、熱中症の救急搬送状況が消防庁より発表されました 。

前年同期比で約0.9倍の1114人が搬送

全国で1114人が『熱中症』で救急搬送 前年同期比で約0.9...の画像はこちら >>

消防庁によりますと、この1週間に熱中症で救急搬送された人は全国で1114人に上りました。

前年の同じ時期(令和7年5月18日~24日)は1279人(確定値)であったことから、前年比で約0.9倍と前年を下回っていることが分かります。

また、5月1日から累計で2682人が搬送されたということです 。

都道府県別では福岡県が最多の73人

全国で1114人が『熱中症』で救急搬送 前年同期比で約0.9倍 都道府県別の最多は福岡で73人 兵庫が70人で続く【消防庁・熱中症情報5/18~24】
MBS

都道府県別の搬送人員数では、福岡県が73人と全国で最も多く、次いで兵庫県の70人、愛知県の68人、大阪府の61人と続いています 。

【都道府県別 救急搬送状況(5月18日~5月24日)】(※多い順)
福岡県:73人
兵庫県:70人
愛知県:68人
大阪府:61人
埼玉県:56人
東京都:52人
神奈川県:38人
京都府:38人
長野県:35人
岡山県:32人
沖縄県:30人
熊本県:29人
千葉県:29人
茨城県:27人
広島県:25人
鹿児島県:25人
奈良県:25人
宮城県:23人
佐賀県:23人
福島県:22人
和歌山県:21人
岐阜県:20人
静岡県:19人
三重県:18人
愛媛県:17人
新潟県:17人
大分県:17人
長崎県:15人
岩手県:14人
山形県:14人
石川県:14人
滋賀県:14人
群馬県:13人
栃木県:12人
富山県:12人
山口県:11人
北海道:10人
福井県:10人
徳島県:10人
香川県:10人
青森県:9人
島根県:9人
宮崎県:8人
秋田県:5人
山梨県:5人
高知県:5人
鳥取県:4人

約35%が入院を必要とする「中等症」以上

搬送時の傷病程度については、以下の通りです。

死亡: 1人(0.1%)
重症(3週間以上の入院加療が必要): 22人(2.0%)
中等症(入院診療が必要): 373人(33.5%)
軽症(入院を必要としない): 706人(63.4%)

入院が必要とされる「中等症」と「重症」を合わせると395人に達し、全体の35.5%を占めています。

住居での発生が約3割で最多

熱中症が発生した場所については、外出先だけでなく「住居」でも多くの事例が確認されています。

「住居」328人(29.4%)
「道路」248人(22.3%)

このほか、公共施設の屋外(158人)や屋内(67人)、工事現場などの仕事場(84人)でも搬送者が発生しています 。

搬送者の約6割が高齢者

年齢区分別の構成比では、満65歳以上の高齢者が全体の半数以上を占めているほか、生後28日未満の新生児も2人搬送されています。

高齢者(満65歳以上): 653人(58.6%)
成人(満18歳以上65歳未満): 301人(27.0%)
少年(満7歳以上18歳未満): 152人(13.6%)
乳幼児(生後28日以上満7歳未満): 6人(0.5%)
新生児(生後28日未満): 2人(0.2%)

消防庁は、これらはあくまで速報値であり、今後修正される可能性があるとしています 。

編集部おすすめ