6月2日夜から3日朝にかけて猛威をふるった台風6号。近畿・徳島の各地で被害をもたらしました。



 徳島県では昨夜から雨が強まり、3日未明には県南部に線状降水帯が発生しました。阿南市では、市内を流れる桑野川の氾濫により浸水の危険性が高まったとして、午前1時、警戒レベル5の「緊急安全確保」が発表されました。

 一夜明け、徳島市八万町では、タイヤあたりまで冠水した道路を車が走り抜ける様子も。さらに、1時間に41.5ミリの大雨となった美波町では、高架下の道路が冠水し、通行止めに。ホースを使って排水作業が行われました。

 (近隣住民)「夜中は強風、あと雨音がすごくて寝られなかったです。(2年半前に)移住してきて(こんな冠水を見たのは)初めて」

 また、阿南市椿町では土砂崩れが発生し道路がふさがれ、13世帯25人が一時孤立するなどました。

 一方、和歌山県南部でも3日未明、線状降水帯が発生。気象台は午前5時半すぎに古座川に「レベル5氾濫特別警報」を発表しました。5月の運用開始以来初めてでその後、水位が下がったため解除されました。近くに住む人は…

 (近隣住民)「水がこの辺まで来ていて、だんだん上がってくるからどこまでくるんだろうなと思って。避難しなきゃいけないかと思っていて。
このあたりが全部湖になっていた。一応ゴムボートに空気を入れて用意していた」

 また、別の男性は自宅の一階と倉庫が浸水したといいます。

 (近隣住民)「ここまできてる(Q何の跡ですか?)水が入ったときに…ほこりがひっついている」

 普段は、目の前に田んぼが広がっていますが…3日朝にこの場所を写した写真を見ると、建物1階の窓近くまで浸水していたことがわかります。

 (住民)「これだけ水位があがるとは考えられなかった。僕らは年だからね…(片付けは)つらい」

 同じ古座川町では、国道371号で道路が陥没しているのを消防隊員が発見しました。人的被害は確認されていませんが、片側一車線での通行が続いています。町によると一時、23世帯28人が避難したということです。

 このほか神戸市内では、午前6時ごろ建物の側壁に設置されていた幅数メートルの看板が落下、周辺の歩道などに散乱しているのがみつかりました。警察によりますと、けが人はいなかったということですが、台風による強風が原因とみられています。

 最後に、交通情報です。JR西日本は和歌山線の高田―橋本間と関西線の亀山―加茂間で終日運転を取りやめています。

 また、関西空港や伊丹空港では計86便が欠航しました。


 (客)「羽田に向かう予定だったんですけど、欠航になってしまって。コンサートがあって、なんとかして新幹線でも行かないといけない」

 関空連絡橋は通行止めとなっていましたが、午前9時半ごろに解除されています。

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