厚生労働省によりますと、2025年の出生数は 67万1236 人で、2023年の68万6173人より1万4937人減少しました。出生率(人口千対)は5.6で、前年の5.7より低下しています。

出生数を母の年齢別にみると、30~34 歳で前年より増加し、他の年齢では減少していました。 また、合計特殊出生率は1.14 で、前年の1.15より低下していました。
◎合計特殊出生率:女性1人が生涯に生むと推定される子どもの人数 

◆関西ワーストは京都 全国でも44位… 一方、関西1位は11年連続で滋賀

合計特殊出生率が関西でも最も低かったのは京都府。全国47都道府県でみても44位でした。

一方、関西で最も合計特殊出生率が高かったのは11年連続『滋賀県』で、全国では11位でした。

関西2府4県の合計特殊出生率と全国の順位(2025年のデータ)は以下の通りです。

府県 合計特殊出生率(前年比) 全国順位

滋賀県 1.34(+0.02) 11位

和歌山県 1.24(±0.00) 22位

兵庫県 1.23(±0.00)  23位

奈良県 1.17 (-0.02) 31位

大阪府 1.13 (-0.01) 36位

京都府 1.03(-0.02)  44位

◆大阪府ではこのまま行くと…高校入試で1万人以上定員割れする計算に? 

大阪府の2025年の出生数は 52,598人でした。

大阪府や大阪私立中学高等学校連合が発表したデータによりますと、2026年度の高校入試の定員は私立・公立合わせて約66,000人でした。

発表された双方のデータを単純に比較すると、今のまま行った場合、2026年度の高校入試の定員が出生数を大きく上回り、1万人以上定員割れする数値となります。

また、発表された関西の出生数と死亡数は以下の通りです。どの府県でも、死亡数が出生数を大きく上回る数値となっています。

都道府県    出生数(人)    死亡数(人)

滋賀県    8,708    15,505

和歌山県    4,246    14,191

兵庫県    30,110    67,397

奈良県    6,409    17,602

大阪府    52,598    108,172

京都府    12,677    31,077

◆グラフで見る10年の合計特殊出生率の変化

関西2府4県の2015年~2025年の合計特殊出生率のデータをグラフで見ると、去年までは減少傾向でしたが、今年は兵庫・和歌山では横ばい、滋賀では増加していることがわかります。

また奈良県は2022以降、全国平均よりも高い値を維持していることがわかります。

【出生率】関西ワーストの京都府は全国でも44位…大阪府は『出...の画像はこちら >>

◆全国最多は沖縄県 次いで福井県

全国で最も合計特殊出生率が高かったのは沖縄県でした。厚生労働省が発表している1975年以降の約50年間、常にトップの出生率を誇っていることになります 。

順位 都道府県 出生率(前年比)

第1位 沖縄県 1.52(-0.02)

第2位 宮崎県 1.46(+0.03)

第3位 福井県 1.45 (-0.01)

第4位 長崎県 1.42(+0.03)

第5位 島根県 1.41(-0.02)

◆合計特殊出生率 ワーストは東京都

一方、今年発表されたデータ(2025年)で、最も合計特殊出生率が低かったのは東京都でした。 

ワースト 都道府県 合計特殊出生率 (前年比)

第1位 東京都 0.96(±0.00)

第2位 北海道 1.00(-0.01)

第2位 宮城県 1.00(±0.00)

第4位 京都府 1.03(-0.02)

第5位 神奈川県 1.05(-0.03)

第5位 秋田県 1.05(+0.01)

編集部おすすめ