東京商工リサーチによりますと、大阪市中央区で高級雑貨や家具などの通販事業を手がける「ロイヤルステージ」が、9月30日付で事業を停止し、破産申請の準備に入ったことが分かりました。

負債総額は現在調査中ということです。

自社カタログ展開でピーク時売上高50億円

ロイヤルステージは2005年に設立された通販会社です。

東京商工リサーチによりますと、かつては大手商社の社内ベンチャーとして活動していましたが、経営陣による買収で独立したということです。

年300万部以上発行する自社カタログや直販サイトを通じ、高級アパレルやジュエリー、食品など高単価な商品を提供し、2007年3月期には売上高およそ50億円を計上していました。

コロナ禍と顧客の外出控えで業績悪化が加速

しかし、その後は顧客の購買意欲の減退などにより、2018年3月期の売上高はおよそ35億円に減少。

さらに新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外食自粛などの影響で、高級ドレスなどの販売が落ち込み、2021年3月期の売上高はおよそ34億円まで落ち込みました。

主要顧客の需要戻らず資金繰りが限界に

東京商工リサーチによりますと、コロナ禍の収束後も主要顧客である高齢者の外出控えが続き、衣料品の販売が伸び悩んだということです。

2026年3月期の売上高はおよそ30億円にまで落ち込むなど業績悪化に歯止めがかからず、資金繰りが限界に達したため今回の措置となりました。

編集部おすすめ