今月2日まで37日連続で雨が観測された東京都心。首都圏のエンタメ施設では屋内と屋外で、明暗が分かれる天候となった。


 度重なる豪雨に見舞われた東京ドイツ村(千葉県袖ケ浦市)。8月に発生した「令和8年8月千葉豪雨」の際には、コスモスの種をまく準備を整えていた花畑の土が流出してしまうという被害が出た。

 雨は9月も続き、大型連休真っ只中の9月21日ごろには、子ども向けジェットコースター「ブタ天キッズコースター」が付近の土砂崩れで土が流入し、再開の見通しが立っていない。天候不良に見舞われ、大型連休の来園者は前年の1割程度にとどまったという。

 厳しい状況が続く中、スタッフは“コスモス”に望みをかける。毎年種から育てているというコスモスが10月中下旬ごろに見頃を迎える見込みだという。今年は初めて黄色いコスモスも開花する予定で、6300平方メートルにわたって咲き誇る見込みだ。担当者は「天候が回復し、多くの人にコスモスを見に来てもらいたい」と話した。

 一方、屋内にある東京・葛西臨海水族園では、9月の入園者数が前年比1028人増の11万5400人となった。

 同園によると、26年9月の開園日は24日間で、昨年より2日間減少したという。開園日が減ったにもかかわらず来園者数が増加した要因について、園は大型連休となったシルバーウィークによって行楽や外出に対する消費者の意欲が高まったことと、最近のお出かけのトレンドだという『安(安い)・近(近い)・涼(涼しい)』というニーズが水族園の特性と合致したこと、そして雨天の日に、雨天時のみ来園する団体の利用が促進されたことを挙げた。

 園は、10月10日に開園記念日を迎える。
10日は例年通り無料開園日となっており、来園を呼びかけている。

 東京都心では8月27日から10月2日まで、観測史上最長となる37日連続の雨を記録した。
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