フォントワークスは現在はSBテクノロジー株式会社の連結子会社で、今回の件はSBテクノロジー側からも同時に発表された正式なもの。
©カラー/Project Eva.フォントワークスの「LETS」のラインナップでは、これまでも「フォントワークスLETS」「イワタLETS」「モトヤLETS」「YOON LETS」「方正LETS」などとともに「Monotype LETS」が提供されてきた。これは、Helvetica、Frutiger、Optimaなど、世界的に有名な欧文フォントや多言語フォントを使えるサービス。つまり、フォントワークスとMonotype社は、今回の買収計画の発表以前にも深いパートナーシップでつながった会社どうしであったわけだ。両社は2017年4月に事業提携を結んでいる。
フォントワークスは既に「Monotype LETS」を提供している(「LETS」Webサイトより)
https://lets.fontworks.co.jp/monotype今回の買収計画でフォントワークスがMonotype傘下に入ることは大きなトピックではあるものの「その結果、一体ユーザーにはどのような影響があるのか?」は今のところまだ見えにくい。
日本語書体がグローバル展開されることで海外のユーザーには恩恵がありそうだ。しかし、既に現在の体制でも「Monotype LETS」は提供されていることもあり、具体的なメリットがユーザー側からは明確には分かりづらい部分もある。SNSなどでもユーザーから「LETSはどうなるのか」「何か変更が加わることもあるのか」という期待と不安の声は散見された。
そのお知らせによると、第1弾は発表と同時の100書体の追加。2023年10月に第2弾として369書体、さらに買収が終了しているであろう2024年2月に第3弾として522書体の追加提供スタートが予定されている。単純にこのお知らせだけを見ると「Monotype LETSの基本的な提供スタイルはこれまで通りで変わらず、買収計画に伴ってよりサービスが強化されるメリットがあるということなのかな」との見方もできるだろう。
ただし、あくまでもこれは1つの見方で、決してMonotype社やフォントワークスから正式に「今後のLETSがどうなるか」が示されたわけではない。冷静に考えればそれは当然のことで、買収に伴う正式な取引完了はまだ少し先の話であるからだ。
今回の件についてMonotype株式会社に問い合わせたところ、「MonotypeとFontworksの協業により、今後はより多くのフォントライブラリーを国内外のユーザーにお届けできるようになります。今後もMonotype Fonts、Monotype LETSやFontworks LETSを通して、機能性、デザイン性にすぐれた高品質な書体をお届けいたします。ご期待ください」との回答であった。
フォントワークス株式会社/Monotype株式会社/SBテクノロジー株式会社
URL:https://fontworks.co.jp/
URL:https://www.monotype.com/jp
URL:https://www.softbanktech.co.jp/
2023/08/10











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