京都市内でクリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=が展開するカフェ「CL Fashion&Cafe」で6月2日、今年のメルボルンC・G1(11月3日、豪州・フレミントン競馬場、芝3200メートル)で授与される1億円相当の金色の優勝カップが披露された。

 「2026 レクサスメルボルンカップツアー」で唯一、日本での展示場に選ばれた同カフェでは、ルメール騎手と岩田康誠騎手=栗東・フリー=の特別トークショーも行われた。

 ルメール騎手は2011年にフランス調教馬のドゥーナデンで制してから15周年、岩田康騎手は06年にデルタブルースがメルボルンCを制してから20周年を迎える。2人のジョッキーが優勝した当時を振り返り、貴重な映像も上映された。

 10万人を超える観衆のもと、ドゥーナデンに騎乗したルメール騎手はレッドカドーとの鼻差の大接戦を制してV。「外から相手が来たけど、また頑張ってくれて優勝することができました。2頭のジョッキーはどちらもゴールの瞬間、勝ったかどうか分かりませんでした。引き上げてきて観客が自分の馬を指差してくれて『勝った』と言ってくれたので、ガッツポーズをしました。オーストラリアで乗ったことが初めてだったし、素晴らしい瞬間でした。1番人気に応えることができて、うれしかったです。私の人生の中でも最高の贈り物だったと思います」と15年前を振り返った。

 一方、20年前の快挙について岩田康騎手は「ゴール前の接戦でした。でも、相手が(同じ日本馬の)ポップロックだったので、どっちでもいいやと思っていましたが、僕のアクションに応えてくれました。メルボルンCを勝って人生が変わったというか、空港の人に『英雄になれるぞ』と言われたのが分かりました」。

ポップロックと歴史的な日本調教馬によるワンツー。2頭を管理した元調教師の角居勝彦さんは「ポップロックの方が人気していたので、ポップロックの方ばかり見ていたんですよ。差せ差せ差せ!と言っていたけど、どっちでも勝っていました」と思い出を語ると場内は笑いに包まれた。

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