バレーボール静岡県高校総体 女子決勝 富士見2―1静岡サレジオ(31日・このはなアリーナ)

 男女とも上位4校による決勝リーグが行われた。2勝同士の対決となった女子は、富士見が初Vを狙った静岡サレジオをフルセットの末、2―1で下し、コロナ禍での代替大会を含み8連覇を達成。

男子は聖隷クリストファーが浜松修学舎との全勝対決をストレートで制し、3年ぶり18回目の優勝を飾った。V校が全国総体(8月上旬・男子は京都、女子は滋賀)の出場権をつかんだ。

 苦しみながら連覇のたすきをつないだ。富士見が1時間19分の熱戦を制すると、選手たちの笑みがはじけた。3週間前に左足首捻挫で万全ではない中、チーム最多16得点を挙げた2年生エースの佐藤綾芽は「ホッとした」と、喜びをかみしめた。コロナ禍で全国総体がなかった2020年の代替大会を含め、8年連続15回目の優勝を果たした。

 1年生の田村澪が光った。今井葉羽(3年)ら主力のミドルブロッカー(MB)陣がけがで不在。身上のブロード(片足で踏み切って横にスライドしながら打つ攻撃)が出せず、攻撃の幅が狭くなる中、ルーキーが救世主となった。アタック21本中11得点。52・4%というチーム一の決定率で「優勝に貢献できた」と、喜んだ。

 セッターの中田萌花主将(3年)は藤枝市にあるクラブチーム・A―smileの先輩。

「苦しい時に、トスを上げるよって言ってくれた」と、田村。7月にタイで開催されるU18アジア選手権の日本代表にリベロで選出されているエースの佐藤も「1年生に助けられた」と、賛辞を送った。

 全国総体では昨年の先輩たちに続き4強入りが目標。大会には今井も復帰予定だ。「全国でも勝てるように頑張りたい」と、殊勲の田村が力こぶ。連覇の重圧から解き放たれた選手たちが、大舞台で躍動する。

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