◆第76回安田記念・G1(6月7日、東京競馬場・芝1600メートル)=6月1日

 東京の芝1600メートルはスタートから3コーナーまで500メートル以上の直線距離があるため、枠順の有利不利がほとんどない。それぞれの馬が能力を発揮しやすい舞台で行われる安田記念は、「やっぱり強かったか」と実力を再確認する結果に終わることが多い。

 ちょうど10年前の16年はロゴタイプが13年の皐月賞以来、実に17戦ぶりの白星でG1・3勝目を手にした。20年のグランアレグリアも印象的だった。断然の1番人気だったアーモンドアイに2馬身半差をつけて勝利。その後、G1・4勝を積み重ねて名牝へと駆け上がるきっかけのレースとなった。

 24年はロマンチックウォリアー。香港で無双していた馬ではあったが、初来日でも能力をフルに発揮して結果を出せたのは、東京マイルの特色を表していると言える。

 今年は混戦と言われているが、これまでのように「終わってみれば…」という結末かもしれない。該当するのはパンジャタワー、ステレンボッシュ、シャンパンカラーあたりか。残り1週間、しっかり取材して勝ち馬を見極めたい。(東京本紙担当・西山 智昭)

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