◆第93回日本ダービー・G1(5月31日、東京競馬場・芝2400メートル、良)

 23年生まれの3歳馬7944頭の頂上決戦が18頭で争われ、9番人気のアスクエジンバラ(牡3歳、栗東・福永祐一厩舎、父リオンディーズ)は10着に終わった。

 鉄人の執念も届かなかった。

17日の京都3Rで落馬し右鎖骨骨折も「たかが鎖骨一本」と19日に手術を受け、23日から調教に復帰したのもすべてはこの一戦のため。相棒は京都2歳S2着、ホープフルS3着、スプリングS2着、皐月賞4着と重賞であと一歩が続いていた。「いかにこの馬の走りをさせるか」と描いていたが、またもやタイトル獲得はならなかった。

 世代の頂点に立ったのは1番人気のロブチェン(松山弘平騎手)で、勝ちタイムは2分22秒7。4番人気のパントルナイーフ(クリストフ・ルメール騎手)が2着、11番人気のバステール(川田将雅騎手)が3着だった。

岩田康誠騎手(アスクエジンバラ=10着)「具合が良すぎて、その分、引っかかってしまった。悔しいけど、すがすがしいところもある。着順うんぬんというよりも馬の体や気持ちはすごく良くなっていた。ダービーで終わりではないので、次に向かって頑張っていきたい」

ダミアン・レーン騎手(アウダーシア=11着)「ベストパフォーマンスを見せることができず残念です。スタートが速くなくて後ろからになりましたし、ペースも流れなかったのでスムーズな展開ではなかったです。スペースができてからはしっかり伸びて能力を見せてくれましたが、前半が理想的な競馬にならなかったです」

荻野極騎手(フォルテアンジェロ=12着)「ゲートをガサゴソしていたが、スタートは普通に出られました。馬群に入り込む形になってしまいましたが、リズムが取れていい形で運べました。

仕掛けたところもしっかりと反応はしてくれましたが、坂を上がって止まってしまいましたね。それでも能力は感じますし、この先必ず走ってくる馬です」

マイケル・ディー騎手(メイショウハチコウ=13着)「作戦としてはロブチェンが逃げれば、その後ろにつけようと思いましたが、結果的に主導権を握る形となりました。ペースをうまく落とせましたが、残り300メートルでいっぱいになってしまったので、距離の限界があるのかもしれません。いい馬は間違いないですが、1600~2000メートルくらいが合っている馬だと思います」

フランシスコ・ゴンサルベス騎手(エムズビギン=14着)「将来、古馬になってリラックスしてくればいい馬になると思います。現状では2000メートルがベストですね」

丹内祐次騎手(ケントン=15着)「ダービーだとさすがに、スピード負けしましたが、この馬にとってもいい経験になったのではないかと思います」

戸崎圭太騎手(グリーンエナジー=16着)「返し馬の雰囲気は良かったです。ゲートで隣の馬が暴れた時もどっしり構えていられました。直線ではロブチェンの後ろにいましたが、反応がありませんでした」

浜中俊騎手(ショウナンガルフ=17着)「これを契機に頑張ってくれればと思います」

坂井瑠星騎手(ジャスティンビスタ=18着)「勝ち馬の後ろでいい位置を取れたけど、3、4角で苦しくなって曲がるのが精いっぱいになりました」

編集部おすすめ