◆W杯壮行試合 日本1―0アイスランド(31日・MUFG国立)

 サッカー北中米W杯(6月11日開幕)に臨む日本代表は、開幕前の国内最後の一戦となる壮行試合でアイスランド代表に1―0で勝利した。

 菅原由勢(ブレーメン)はFW小川航基(NEC)の決勝ゴールをアシストした。

0―0の後半開始から右ウィングバックで途中出場。同38分に左足から右足に持ち替えて絶妙なクロスを蹴り込み、FW小川の先制ゴールをお膳立てした。右サイドでは攻撃的な持ち味が光る堂安律、伊東純也の控えに甘んじている25歳が強烈なアピールに成功した。

 試合後、約3年半ぶりに代表復帰し、前半14分に交代した前主将のDF吉田麻也と話す機会があった。菅原は「ありがとう、と言われた。先輩なので、花道は僕が用意します、と。それでアシストできて良かったです」と、かつて名古屋に所属した2人ならではのやり取りを明かした。

 21年の東京五輪、22年のカタールW杯は選出候補とされながら選外。「W杯のため、成長するためにやってきた」と語る初のW杯に向けて存在感を示した。

 菅原は「試合で今までいろんなシチュエーションを想像した時に、最終予選や練習試合で3ー0だったり、ある程度リードした展開が多かった中で、今日みたいに0―0で拮抗した試合、W杯で起こりうる状況で交代選手がどういうプレーをするか、それでしっかり試せたのは大きい。もちろん合わせられる部分はあるけど、試せたことが大きい」とかみしめた。

 本大会では、オランダ、スウェーデンなど高さのある相手と対戦する。

「いろんな想定はするべきだと思う。アイスランドはすごくいいサッカーをしてくれたし、いいテストになった。すごい強度をもって来てくれたことに感謝したい。僕らもいろいろ試せたし、いい準備ができた。まだ10日間くらいあるけど、1%でも勝つ確率を上げられるようにチーム一丸で準備したい」と見据えた。

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