5月31日の日本ダービー・G1をロブチェン(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ワールドプレミア)に騎乗し、2冠を達成した松山弘平騎手(36)=栗東・フリー=のジョッキーカメラが、YouTubeの「JRA公式チャンネル」で公開された。

 道中は馬群の外め中団を進み、直線では2着馬パントルナイーフとの激しい叩き合いに。

頭差の接戦にゴール入線後は「分からない。どっち? どっちだろう」「分からない。分からない」と困惑していた模様。他のジョッキーからロブチェン優勢が伝えられても「本当に? 大丈夫だよね」「微妙やったけど」などとコメント。勝利を確信した後は「ロブ。勝った。お前、本当にすごいな」と愛馬をたたえた。その後、スタンドに戻るまではしばし沈黙。すすり泣くような音声が収録されている。

 大歓声に包まれたスタンド前では、大観衆にヘルメットを取り頭を下げた松山。関係者の祝福に「泣くと思わなかった」「危なかったね。最後の一完歩で手前替えてアカンと思ったけど、よくやった。

ほんま。ありがとう」「思ったよりポジションが取れなくて。アカンと思ったけど、信じてよかった。今日は差しになりましたけど、信じて良かった」と偽らざる本音を明かし「ダービーか…」とぽつり。デビュー18年目で、悲願のダービージョッキーの称号を手にした喜びにあふれる映像となっている。

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