京都市内でクリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=が展開するカフェ「CL Fashion&Cafe」で6月2日、今年のメルボルンC・G1(11月3日、豪州・フレミントン競馬場、芝3200メートル)で授与される1億円相当の金色の優勝カップが披露された。

 「2026 レクサスメルボルンカップツアー」で唯一、日本での展示場に選ばれた同カフェ。

岩田康誠騎手=栗東・フリー=が2006年にデルタブルースでメルボルンCを制してから20周年を迎える。岩田康が優勝した当時を振り返り、秘話を披露した。

 20年前の快挙だったが、岩田康騎手は「メルボルンカップ前に、ひとレース乗せていただいたんですけど、調教師の方(ゲイ・ウォーターハウス調教師)に、ボロカス言われて怒られて…。そこからのこのレースだった。緊張はするし…」と極限の精神状態で臨んだG1だった。

 だが、緊張を解きほぐしてくれたのは、現ノーザンファーム代表の吉田勝己氏だった。「吉田オーナーが『何、緊張してんだよ。24頭いるけど、逃げたら1頭だけだよ』みたいに言ってくれて。それでスッキリして、レースで思い切って乗ることができました」と振り返った。

 国民的行事で勝って、その後はオーストラリアで英雄になった岩田康騎手。年月がたっても、地元の人々の記憶にはIWATAの名前が刻み込まれていた。「長男がメルボルンに英語の勉強に行ったときに、(周りのオーストラリアの人が)『岩田ジョッキーの息子か!』と聞いてきて、『そうです』と答えると、ワーッとなって。

それだけ時間がたっても覚えてくれている。7、8年前だったかな?」と影響力の大きさを実感していた。

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