一見すると普通のステッカーに見える製品ですが、ICチップを搭載した最新技術と好みのデザインにすることで、見る人に強い印象を残すことができるでしょう。名刺代わりに利用できるのはもちろん、会社のオフィスやショップの入り口に設置するなど、さまざまな場面でコミュニケーションツールとして活用できる「THE NAMETAG(ザ・ネームタグ)」を紹介します。
もくじ
リンク先を自由に設定できるICチップ入りのネームタグ
「THE NAMETAG(ザ・ネームタグ)」は一見すると普通のステッカーのように見えますが、中に近距離無線通信技術を搭載したICチップが入っています。このICチップでスマートフォンを使って任意のURLを設定することができます。スマートフォンはFelica対応機種であれば、iOSでもAndroidでも構いません。そして、設定手順はとても簡単です。まずは「THE NAMETAG(ザ・ネームタグ)」に好きなロゴや絵などを書きます。それからスマートフォンをかざすと「Webサイト NFCタグ」という文字が表示されるので、タップするとWebブラウザが開き手順に沿ってURLを設定します。リンク先の「PARENS(パレンス)」は、上質な素材と最先端のテクノロジーでフィジタル体験をデザインするライフスタイルブランドで、「THE NAMETAG」もそのブランドアイテムのひとつとなっています。
※フィジタル体験とは、「フィジカル」と「デジタル」の言葉を組み合わせた造語で、実際の物理的な体験とデジタル技術を融合させた新しい類の体験を指す
好きな文字や絵を書きオリジナルデザインで個性をアピール
「THE NAMETAG(ザ・ネームタグ)」はウォータープルーフ加工および防塵マットが施してあり、表面はツルツルしています。そのため、水性ペンなどで書いても擦ると消えてしまう可能性があるので、油性ペンを使うのが良いでしょう。色は黒だけではなくカラーも使えます。実際に油性ペンのピンク、赤、緑を使ってMdNのロゴを書いてみましたが、スマートフォンをかざすときちんと反応しました。ここでは、MdNのX(旧Twitter)のURLを設定したところ、XアプリでMdNのアカウントが開きました。
前述したように、「THE NAMETAG」はウォータープルーフと防塵マット加工を施してあるので、屋外や水に濡れる場所に貼ることができます。また、アンチメタル加もしてあるので、スマートフォンやタブレット、PCといった電子機器に貼ってもICチップが干渉することなく安心です。
他にもギャラリーやショップの店頭に貼り、取り扱い作品やメニューを見てもらう、キッチンカーや配達のバイクに出店予定や購入サイトのリンクを貼るといった活用もできます。一度設定したURLを変更することはできませんが、時期によって伝えたい内容が変わる場合には、Webサイトの内容自体を書き換えれば対応することができます。
「THE NAMETAG」の仕様とコラボレーションプラン
「THE NAMETAG(ザ・ネームタグ)」のサイズは 5cm × 5cmの正方形です。ただ、上部に「HELLO MY NAME IS」の文字が入っているため、文字などを書く面積としては縦4cm × 横5cmほどになります。素材はPVC(ポリ塩化ビニル)で、価格は1枚1,500円(税込)、3枚セットで4,000円(税込)です。もし同じロゴや同一のリンク先を指定した「THE NAMETAG(ザ・ネームタグ)」をたくさん欲しい場合には、1枚1枚手書きして設定するのは大変です。そうしたニーズに対しては、コラボレーションプランが用意されています。例えばロゴ画像などオリジナルのデザインを印刷したステッカーを制作したり、特定のリンクをあらかじめ設定した状態で制作したり、その両方を行うことも可能です。また、「THE NAMETAG」に書いたロゴや絵などをNFT化することも可能で、偽造できない唯一無二の価値を付与することができます。
これらでは、例えばお財布などを落とした際に所有証明ができるほか、誰かにプレゼントする際に送り主がメッセージを添えることもできます。こちらもどのような文面を登録するかというアイデア次第で、プライベートにはもちろんプロモーションなどにも活用できそうです。
まとめ
「THE NAMETAG(ザ・ネームタグ)」は、好きな文字や絵などに任意のリンクを設定できるスマートステッカーです。デザインの自由度が高いため作家性やショップ・ブランドなどの個性を発揮しやすく、ICチップを使うという先進的なアプローチで印象づけやすい点がメリットです。また、スマートフォンをかざして1秒でリンク先が表示されるので、見る人の操作性がスムーズだというメリットもあります。そのため、ショップや展示会、アーティストのプロモーションなど、さまざまな場面で活用できるでしょう。ただQRコードと違い、一見して「スマートフォンをかざすとリンク先が表示されるもの」とは認識されづらくもあります。そのため、直接会った際に見せて口頭で説明したり、「THE NAMETAG(ザ・ネームタグ)」の近くに「スマートフォンをかざすとWebサイトが見られます」といった案内文を書いておいたりする必要があります。隠しコマンド的にあえて説明をしないといった狙いがある場合以外は、スマートフォンをかざしてもらうための説明をどう伝えるかも含めてコミュニケーションを設計し活用方法を考えるとよいでしょう。
DATA製品名:THE NAMETAG(ザ・ネームタグ)
価格:1枚 1,500円(税込)、 3枚セット 4,000円(税込)
発売元:UNIT ZERO
商品情報サイト:https://www.thenametag.net/
公式ECサイト:https://www.parens.net/products/the-nametag