【石垣】八重山で本マグロ(クロマグロ)漁のシーズンを迎えた14日、今期初となる194キロの本マグロが石垣漁港で水揚げされた。燃油と餌代の高騰で漁業者の負担が増しているが、県外の市場で高値取引されるマグロの水揚げに関係者は「ようやくの第1号が大物で良かった。
大変うれしい」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 本マグロ漁は1日から始まった。今期の県配分漁獲量は昨期と同量で過去最大規模の236・5トン。漁の最盛期は5月上旬ごろ。
 体長215センチで今期初の本マグロを射止めたのは、「覚佳丸」の嘉手苅覚船長(46)。5日に出港し、なかなか良い当たりがなかったが、12日に宮古島南の海域で仕留めた。
 帰港後、嘉手苅船長は「去年は(マグロを)捕れたのが一番遅く、今年は最初でものすごくうれしい」と声を弾ませた。釣り上げた際に船上で船員とハイタッチして喜んだという。
 次に帰港した「大喜丸」は、この日2本目となる216キロの本マグロを水揚げした。いずれも東京の豊洲市場へ送られる予定。
 昨年の八重山漁協では462本、約81トンが水揚げされた。そのほとんどが県外市場向けに出荷されている。
(奥沢秀一通信員)
 
(写図説明)第1号の本マグロを水揚げし、船員と喜ぶ嘉手苅覚船長(右)=14日、石垣市・八重山漁協
大物クロマグロ194kg 石垣漁港で初水揚げ「ようやくの第1...の画像はこちら >>
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